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AW管理指針 基本事項は適切に対応 「一部改善」を通知 農林水産省畜産振興課

2017.12.05発行
 農林水産省生産局畜産部畜産振興課は、(公社)畜産技術協会が今年1月に調査した家畜ごとの「アニマルウェルフェア(AW)の考え方に対応した飼養管理指針」の実施状況について、給餌や給水など基本的な項目は、ほぼすべての農家でおおむね適切に行なわれていたものの、同指針で推奨している方法とは異なる管理が行なわれている項目も一部みられた――ことから、各都道府県や団体を通じて「AWの考え方に対応した各畜種の飼養管理指針に関するチェックリスト」に基づいて定期的な自己点検による改善点を把握し、改善に取り組むことを生産者に求めている。
 農林水産省では、畜産物の輸出拡大に向けてだけでなく、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会でも持続可能性に配慮した畜産物の調達基準として、AW(家畜の快適性)に配慮した飼養管理が求められていることから、今後も「AWに配慮した飼養管理の水準向上を図っていく必要がある」としている。
 採卵鶏とブロイラーの飼養管理指針チェックリストに関するアンケート調査は、今年1月に(一社)日本養鶏協会と(一社)日本食鳥協会の協力を得て、全国の採卵鶏飼養農家とブロイラー農場に調査票を送付して行なわれた。有効回答は採卵鶏が283件、ブロイラー773件。いずれの調査項目でも、AWチェックリストに基づいて管理していると回答したものが9割以上(ブロイラーでは100%の項目もある)を占めていた。
 採卵鶏では、羽つつき防止のビークトリミングの「え付け後10日以内の実施」「可能な限り苦痛を感じさせない方法」や、誘導換羽の「綿密な管理の下での実施」「異常がみられた場合の中止」「換羽中の飲水」「飼料を給与しながらの換羽実施」などに『無回答』が35〜40%もあったことが改善点とみられた。
 また「病気・事故などの際の鶏の適切な措置」が85.2%であったことや、「農場における火災や浸水、道路事情による飼料供給の途絶などの緊急事態に対応する危機管理マニュアル(連絡網など)の作成」が72.4%にとどまったことも改善すべきと指摘された。
 ブロイラーについてはほとんどの項目で問題はなかった。ただ、鶏舎の環境中の照明について、指針では「一定時間の暗期を設けることは、鶏の休息やストレス低減、脚の健康強化のために必要」とされているが、調査では「一定時間の暗期を設けている」が42%、「いいえ」が57.7%となったことが、今後の改善点とみられた。
 畜産技術協会では、AWの考え方に対応した(快適性に配慮した)家畜の飼養管理を行なうことは、家畜のストレスやケガ、疾病などを減らし、家畜が健康であることによる安全・安心な畜産物の生産につながるだけでなく、生産者にとっても、家畜の能力を引き出し、治療費などのコストの軽減、生産性の向上につながる――との考えから、畜種ごとの検討会を開き、平成23年3月に肉用牛、乳用牛、ブロイラー、採卵鶏、豚について飼養管理指針をまとめて公表した。



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