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鶏肉需給は順調に推移 「もも肉は安すぎ」の見方も 食鳥協理事会各部会報告

2017.12.05発行
 好調なむね肉需要などに支えられ、鶏肉の需給は底堅く推移しているが、11月29日の(一社)日本食鳥協会(佐藤実会長)理事会での各部会報告でも、鶏肉の需給動向は、おおむね順調に推移しているとの意見が出された。

 理事会であいさつした佐藤会長は、最近の食鳥業界について「冷静に考えると鶏肉の需要は安定的にあり、あまり先のことは心配することはないと思う。皆さんの増産意欲で来年の後半から羽数が増えると予想されるが、国産チキンの需要を高める活動に取り組んでいけば、それほど心配することはないのではないか」とした。
 また、輸入品の増加については「国産と輸入品とのすみ分けが、鶏肉の場合はしっかりできているのではないか」との見方を示した。
 鶏肉の需給動向については、各部会から要旨次のように報告された。
 ▽生産加工部会=生産状況については順調と言ってよい。販売面では、もも肉の価格が安すぎるとの意見が複数の会社から出された。
 ▽荷受部会=もも肉は不足気味で、年末向けに作った冷凍玉を先出しして回している状況であるが、一時期より余裕が出てきたとの話もある。もも肉の価格については、我々も不足気味のわりには安いと認識している。
 むね肉の相場は若干下がっているが、動きは良く、フレッシュでも量販店で相当売っているため、相変わらず強い。加工品の動きも非常に良く、冷凍しても加工原料としては不足気味に推移しており、価格面でも安定している。非常に好調なサラダチキンでは、原料が足りずに一旦、輸入品に変えたものの、動きが止まったため、再び国産で作り出したメーカーもある。
 ささみは、もも肉やむね肉に比べると動きは弱い。量販店の中には、ささみとむね肉の売り場を広げて、健康志向を前面に訴求しながら販売するところも出てきているが、全国的な動きにはなっていないと思う。
 手羽先と手羽元は全くの不足状態で、常に出荷調整をしながら商売している。手羽先については輸入玉が代替品となり、不足感は少し弱まったとの報告もある。肝と砂肝は動きが悪く、多少廃棄もあるが、何とか回している。
 今年のクリスマスは曜日のこともあるが、至っておとなしく、あまり盛り上がりは期待できない。今年の暮れは年末用の冷凍物をすでに確保しているため、大幅に不足することはないのではないか。もも肉の相場は最終で660〜670円くらいで落ち着くとみている。
 ▽小売部会=小売りでは、9月中旬から10月にかけては、鶏肉も含めて畜産全体の売り上げが好調であった。要因としては気温の低下で鍋材料がよく動いたこと、2週続けての台風の前後に生肉がよく売れたこと、不漁による魚の高騰で需要が水産から畜産にシフトしたことが挙げられる。昨今は、しょうゆやタレのメーカーが鍋シーズンの前に鍋だし関係の商品に力を入れており、その影響を受けて鍋物が食卓に上る頻度が上がっていると思う。グロサリーよりも、精肉や水産の売り場で販売したほうがよく売れるようで、我々にとってはありがたい。
 これまで好調だった総菜はO157問題を引きずっているが、対面販売やパック販売では好調を維持している。
 11月に入って気温が若干上がったが、それ以降は本格的な冬を迎えて動きが出てきている。クリスマスについては、ケーキの予約が23日に集中していることを参考にしていく。近年はクリスマスにチキンを食べる習慣が薄れてきてローストビーフなどが売れているため、今年は厳しいと予想している。
 業務卸の動きは全般的に良く、品薄である。地方自治体による地産地消の推奨でホテル関係が地鶏や銘柄鶏の取り扱いを増やしていること、居酒屋や懐石料理屋では魚が高いため鶏肉メニューにシフトしていること、ロードサイドでから揚げの定食や持ち帰りの店が増えて繁盛していること、通販が好調で2〜3倍に増えていることなどが要因となっている。飲食店経営者の高齢化や後継者不足、人件費の高騰で廃業や倒産する店が増えており、得意先の減少が鶏肉専門店にも影響している。
 ▽種鶏ふ卵部会=この1年を振り返ると、コマーシャルのえ付けは約1.5%増で推移したのではないか。来年も約1.5%増が続くのではないかと予想している。月別では6月、8月、11月のえ付けが多かったが、10月は計画に対して予想外に少なかった。業界では飼料要求率1.3という話がよく聞かれるが、今後13年間で1年に1日、出荷日齢が短くなると聞いており、30日齢そこそこで体重2.8キログラム、年間8〜9回転になる可能性も。むね肉が硬くなるという話が最近聞かれなくなった。



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