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第5回タマゴシンポジウム開く タマゴ科学研究会

2017.06.25発行
 「タマゴの魅力」をテーマに、タマゴ科学研究会(理事長=菅野道廣九州大学・熊本県立大学名誉教授)は6月9日、東京都文京区の東京大学農学部キャンパス弥生講堂一条ホールで「第5回タマゴシンポジウム」を開き、鶏卵産業にかかわる産官学の関係者ら約220人が出席して聴講した。
 東京大学大学院農学生命科学研究科附属食の安全研究センターの関崎勉センター長・教授と、タマゴ科学研究会理事の渡邊乾二岐阜大学名誉教授のあいさつに次いで、相模原病院臨床研究センターの海老澤元宏副臨床研究センター長が「タマゴアレルギーの最前線」の演題で基調講演し、セッションTでは東京大学大学院の阿部啓子特任教授(同研究会理事)が座長となり、九州大学大学院の佐藤匡央教授が「卵黄リン脂質の多様な機能性〜食事摂取から生体調節に向けて」、北海道教育大学の杉山喜一教授が「マラソントレーニングにおける卵白ペプチド摂取による抗疲労効果」について講演。
 セッションUでは、東京大学の局博一名誉教授(同研究会理事)を座長に、東京大学大学院の加藤久典特任教授が「健康食品素材としての卵殻膜の可能性」、十文字学園女子大学の山本茂教授が「卵殻カルシウムは高齢女性の骨密度低下予防に関して炭酸カルシウムよりはるかに効果的であった」のテーマで講演。東京家政大学大学院の峯木眞知子教授(同研究会理事)のあいさつで閉会した。
 出席者には、同日のシンポジウムでも発表された最新のデータや研究成果などを加えて今年5月に発行した小冊子「タマゴの魅力〜タマゴ博士とタマゴの秘密を解き明かそう!〜改訂版」も配布された。

来年10月16〜17日に国際たまごシンポ 京都市の新・都ホテルで

 日本たまご研究会の八田一副会長(京都女子大学教授)は、来年10月16、17の両日に、京都市の新・都ホテルで「国際たまごシンポジウム(International Egg Symposium)in京都2018」(主催・同シンポジウム実行委員会、共催・日本たまご研究会、タマゴ科学研究会)が開催されることをタマゴシンポジウムの中で発表した。
 同シンポジウムは、カナダ・アルバータ大学農業食品栄養学部の家禽研究センターが創設した「バンフ・エッグ・フォーラム」が1992年に、鶏卵の新たな用途や加工技術の開発をテーマとして、アルバータ州バンフで開催したのが始まり。その後は6〜8年ごとに同地で開かれていたが、2012年以降は2年ごとにカナダ国内と国外で交互に実施している。
 2014年は、ポーランド西部のヴロツワフ大学が会場に。16年はカナダのバンフに戻り、国際鶏卵栄養協会(IENC=International Egg Nutrition Consortium、国際鶏卵委員会〈IEC〉が立ち上げた研究機関)と共催した。
 来年は第7回大会となる。大会会長は八田教授、名誉会長はアルバータ大学のジャンピン・ウー教授と、日本たまご研究会の松田治男会長(広島大学名誉教授)、タマゴ科学研究会の菅野道廣理事長。
 「世界のタマゴ研究の最新の部分を紹介できるように、講師の選定を進めていきたい。8、9月ごろに正式な案内とプログラムができると考えている」と紹介した。



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