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AI対策の強化呼びかけ 農水省が世界各地での発生受け

2016.11.25発行
 農林水産省消費・安全局動物衛生課は、11月11日付で都道府県に『世界各地の家きんおよび野鳥における高病原性鳥インフルエンザ(AI)の発生について』を発信。海外における最近の発生状況や野鳥の渡りルートなどを踏まえると、「AIウイルスのわが国への侵入リスクは一層高まっている」として、家きん飼養生産者は対策を徹底するよう指導の強化を求めた。

 農林水産省消費・安全局は、今年夏に野鳥の営巣地であるロシア、アラスカで高病原性鳥インフルエンザ(AI)が確認されたため、今秋以降、越冬のために南下する渡り鳥によって、AIウイルスがわが国に侵入することが危惧されるとして、9月23日付で都道府県に対し「平成28年度における高病原性鳥インフルエンザ等の防疫対策の強化について」の局長通知を発信。家きん飼養農場における飼養衛生管理状況の確認、野生動物の侵入防止対策、監視体制の強化などについて、引き続き指導の徹底を要請した。また、9月28日には各県の家畜衛生担当者らを農水省に集めてAI防疫対策強化推進会議を開催し、最近のAI情勢や防疫体制、万全な防疫対応の徹底などについて共有してきた。
 その後、渡り鳥の南下が本格化する10月以降、欧州やインドでAI(H5N8亜型)の発生が継続的に確認され、多数の野鳥の死亡が報告されている海外での発生状況や野鳥の世界的な渡りルートを踏まえると、AIウイルスのわが国への侵入リスクが一層高まっていると考えられるため、再度通知を発信し、対応を求めたもの。
 農水省では、改めて都道府県に対し、家きん飼養者が、飼養衛生管理基準の順守、飼養家きんの異状の早期発見と通報、畜舎に出入りする際の手指と靴の消毒、衣服の交換、農場に出入りする車両の消毒など、AI対策の徹底指導を要請した。

鹿児島のツル飛来地でAIウイルス検出

 環境省は11月18日、鹿児島県出水市のツルのねぐらの水からH5N6亜型の高病原性AIウイルスが検出されたと発表した。周辺10キロメートル圏内を野鳥監視重点区域に指定して監視を強化する。鹿児島県の半径3キロメートル以内の養鶏場への立ち入り検査では異常はない。
 農水省は「家きん飼養農場での発生リスクは極めて高い」とし、万全の対策を各都道府県の畜産関係部局に要請した。



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