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太豊陸運が鶏卵専用物流センター増設 関西地区の鶏卵流通に貢献

2016.11.15発行
 創業以来40年にわたり鶏卵の運送を手掛ける椛セ豊陸運(坂口博文社長―本社・大阪府堺市美原区小寺368−1)は、昨年の鶏卵専用物流センターの本格稼働に続き、このほど新物流センターを増設した。
 同社が独自開発した「エッグデリバリーシステム」は、大阪府堺市で運営する鶏卵専用物流センターを全国の鶏卵商品の集積地とし、関西近郊のスーパーや店舗などに同社の鶏卵専用トラックが配送する仕組みで、ピッキング作業や伝票発行、鶏卵の詰め替え作業なども行なっている。1店舗からの配送依頼でも低価格で配送できるなど、同社では関西近郊で毎日50台の鶏卵専用トラックを運用しており、養鶏場や鶏卵販売会社からは、効率的な物流戦略や鶏卵商品の販売促進につながるとして高く評価されている。
 既存の物流センターの容量を上回ったため、新物流センターを増設したもので、同社では「新物流センターを活用することで、さらに養鶏場や鶏卵販売会社の物流に対して一歩進んだ効率化戦略を提案し、鶏卵業界に貢献できるよう、まい進していきたい」としている。

【増設した鶏卵専用物流センターと内部】



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