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2月卵価は「西高東低」、鶏肉相場は弱含み

2016.03.05発行
 《鶏卵》2月の鶏卵相場(M加重)は、各地とも初旬と中旬、下旬に値上がりし、月間平均では東京が209円(前年同月と同じ)、大阪が212円(同8円高)、名古屋が213円(同9円高)、福岡が202円(同8円高)となった。
 1月後半の西日本や中四国、九州各地での積雪により、鶏舎などの直接的な被害はほとんどなかったものの、水道管の破裂による生産性低下や輸送の混乱などで、鶏卵の生産や流通にも影響した。これに恵方巻きや節分需要、量販店の決算セールなども重なって、西高東低の卵価として表れたとみられている。
 3月については、生産量は徐々に増加するとみられ、後半には学校給食の中断など、需要減の不安はあるものの、2月に引き続き量販店の決算特売に加えて、春の到来を祝うお祭りのイースター(復活祭、今年は西方教会が3月27日、東方教会が5月1日)のイベントも年々定着し、ゆで卵などの販売も期待されているため、落ち着いた相場展開が予想されている。
 《鶏肉》鶏肉相場(日経・東京、正肉加重)は、輸入物の増加などから年明け以降の需給が緩み、もも・むね合計も900円を割り込んでいる。
 2月の月間平均は、もも肉が632円(前年同月比19円安)、むね肉が263円(同68円安)で、3月も弱含みで推移するとの見方が多い。
 (独)農畜産業振興機構の畜産物需給予測では、3月の鶏肉の生産量は前年同月並みだが、輸入量はブラジル産、タイ産とも前年同月を上回り、全体で30.2%増(日本食肉輸出入協会の動向調査では4万4400トン)、出回り量は同3.7%増で、月末在庫は前年同月を大幅に上回ると予測している。
 日本食肉輸出入協会は「ブラジル産、タイ産ともに、輸入に好条件の為替や外貨安の状況に変わりはなく、輸入鶏肉の増加から鶏肉輸入に慎重であっても、輸入量を抑えるまでに至っていない」と分析している。



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