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群馬県が第2回たまごフェスタ 県内生産者が消費拡大へ結束

2015.09.05発行
 群馬県養鶏協会(都丸高志会長)のたまごプロジェクト部会(薊克則会長)は8月23日、前橋市の群馬県庁県民ホールで県産鶏卵の消費拡大イベント「第2回たまごフェスタ」を開いた。
 群馬県の鶏卵生産者の若手を中心に設立した同協会の下部組織、たまごプロジェクト部会が「1日に鶏卵を2個食べても、コレステロール値を上げず、心筋梗塞のリスクも増えない」など、鶏卵に関する正しい知識を県民に広めることを目的に昨年に続き実施したもの。同部会のメンバーが地元ラジオ局の番組に出演したり、地元紙に広告を掲載してたまごフェスタの開催を告知したこともあり、午前10時の開場前から長蛇の列ができ、群馬県養鶏協会の都丸高志会長のあいさつと、たまごプロジェクト部会の薊克則部会長の開会宣言でたまごフェスタがスタートした。
 “ぐんまの特殊卵販売”では、潟gマルの「トマルのこだわりたまご」、去O喜鶏園の「サンキの赤い濃卵」、旧繩ユ養鶏園の「千代の厳選卵」、泣nルランの「みのり」、牛h范{鶏の「赤城名水の雫」、糾笂c養鶏場の「岩田のおいしい卵」を1パック200円で販売。購入者にはクジ引きで、1等にはブランド卵1パック、2等にはレギュラー卵1パック、3等にはゆで卵2個をプレゼントした。
 “ぐんまの卵スイーツ大販売”では、三喜鶏園の直売店「卵太郎」がたまごたっぷりプリン、シフォンケーキ、パウンドケーキ、シュークリーム、ミニバウム、シューラスクを、後閑養鶏園がなめらかプリン、カスタードプリン、ホールシフォン、カットシフォン、カットパウンドを、ハルランの直売店「モアザン」がシュークリーム、みのりプリンをそれぞれ販売したが、いずれも人気を集めて販売開始から約2時間で完売した。
 “ボールをつかんで卵をゲット”(1回100円)では、箱の中のボールを3個つかみ、赤色のボールが出たら鶏卵7個、黄色は5個、白色は3個をプレゼント。
 “詰めた数だけ卵をゲット”(1回100円)では、制限時間の30秒間に鶏卵をパックに詰め、賞味期限ラベルを入れてホチキスで止めるもので、でき上がった数の10個パックをプレゼント。一番人気のイベントで、参加者は楽しみながらも真剣に挑戦していた。
 “たまご重量当て”(1回100円)は、鶏卵1キログラム分を自分で容器に入れて計量し、誤差が50グラム以内であれば、そのままプレゼント。ピタリ賞の人にはさらに鶏卵10個パックをプレゼントした。
 “ゆで卵の食べ放題”は、制限時間が1人3分以内。大勢の人が参加したため、途中で用意したゆで卵がなくなるほどであった。
 “卵かけご飯早食い競争”は、ご飯に鶏卵を2個落とし、かき混ぜて食べるもので、ご飯を1粒も残さないことがルール。男性中学生以上、女性中学生以上、男女混合小学生以下のそれぞれの部で熱戦が繰り広げられた。“厚焼き卵早食い競争”も行なわれ、出場者に対する家族らからの声援も大きかった。
 “ヒヨコと遊ぼう”は、特に子どもたちに大人気。ひよこを手に乗せた子どもの写真を撮る両親や祖父母の姿が数多くみられた。
 会場内では、鶏卵とコレステロールに関する研究成果などを掲載したポスターを掲示したほか、キユーピー褐、究開発本部技術研究所健康栄養研究部の西山博チームリーダーが「たまごとコレステロールの誤解〜知って得する新常識〜」と題して講演した。
 西山氏は、食事由来のコレステロールが血中コレステロールを上げることはないことや、今年に入って日本とアメリカでコレステロールの摂取基準が大きく見直され、コレステロールを特別に制限することはなくなったことなどを紹介し、「遺伝的に問題のない人や、脂質異常者ではない人は、鶏卵を食べることを特に控える必要はない。鶏卵を食べると多くの栄養素が摂取できるメリットがあるため、高齢者の方々にも積極的に食べていただきたい」と説明した。講演を聞いた先着100人には鶏卵10個パックをプレゼントした。
 このほか、群馬県出身の「小山兄弟」による津軽三味線のコンサート、群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」との撮影会も行なわれた。
 今回のたまごフェスタでは、用意したイベント用の鶏卵3万個では足りなくなり、急きょ5000個を追加するなど、家族連れを中心に大勢の来場者でにぎわい、大盛況のうちに終了した。たまごプロジェクト部会の薊会長は「80人以上の関係者にご協力いただき、無事に2回目のたまごフェスタを終えることができた。大勢のお客様にも来場いただき、感謝している。これからも群馬県産の鶏卵の消費拡大のために頑張っていきたい」と話していた。



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