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鈴音が100周年を祝う

2014.07.05発行
 1914(大正3)年に横浜で鶏卵問屋を起業してから今年で100周年を迎えた(株)鈴音(鈴木信晴社長―本社・横浜市金沢区富岡東2−6−21)は6月15日、主な取引先などを横浜市中区元町の『仏蘭西料亭 横浜元町霧笛楼』に招き、感謝の記念パーティーを開いた。
 鈴音は、創業者の鈴木音吉氏が中区扇町に開業した鶏卵問屋『駿河屋鈴木商店』が始まり。関東大震災や横浜大空襲で店が焼け出されながらも商売を守り抜き、元町に社屋を移した1950(昭和25)年に社名を(株)鈴音と改めた。戦後の駐留米軍との鶏卵取引をきっかけに、米国におけるブロイラーの成長性を知り、鶏卵に加え鶏肉販売へと事業を拡大、さらに1981年には『仏蘭西料亭 横浜元町霧笛楼』を開店し、現在では、鶏卵・鶏肉・食肉の卸売業(生鮮、加工、総菜含む)に加え、レストラン事業、さらには洋菓子製造販売に進出して神奈川県内を中心に12店舗を展開、地域に愛される企業として発展している。
 記念パーティーであいさつした鈴木信晴社長は、多数の出席者に謝意を表するとともに、「大きな節目を皆様と迎えることができることは非常に幸せであり、また新たな100年を迎えるということで、気持ちを一新して責任を感じている。これからも皆様には旧に倍するご支援ご協力を賜りたい。
 よく、良い会社は、良い品、良い人、良い取引先の3つが揃っているが、私どもの場合はもう一つ、港町文化の横浜に生まれて育ったという、良い町がついていると思っている」などとあいさつ。そのうえで、初代の音吉社長の父、惣八氏が明治初期に沼津(静岡県)から横浜に出て外国商社に勤めたことから始まり、音吉、治八、隆彦、匡、そして信晴と続く各社長の独自のポリシーと行動力で商売を広げてきた、時々のエピソードを織り込みながら振り返った。鈴木社長は最後に、6年間の横浜銀行勤務を経て昨年入社した長男の鈴木令二社長室次長を紹介し、令二次長は「新たな100年に向けて頑張っていきたい」とあいさつした。
 出席者を代表して野並晃(株)崎陽軒常務取締役、十文字保雄(株)十文字チキンカンパニー社長があいさつした。鈴木社長がシャンパンタワーでグラスの山にシャンパンを注ぎ、鈴木文雄専務の発声で乾杯し、歓談に移った。
 この間、同社100年の歴史がスライドで紹介(鈴木社長の解説付き)されたほか、相馬総務部長が幹部社員を紹介した。取引先の貞光食糧工業(有)の辻貴博社長らをはじめ、関係会社の代表がスピーチし、鈴木隆常務の謝辞で散会した。
 【100周年記念パーティー(上)、(左から)2代目治八社長の妻、房子さん(信晴社長の母)、文雄専務、信晴社長、隆常務、令二次長(下)】



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