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カルピスのカルスポリン EUでも販売開始

2006.11.25発行
 カルピス(株)(石渡總平社長―本社・東京都渋谷区)は、飼料添加物「カルスポリン」を11月中旬から欧州連合(EU)で販売開始すると発表した。
 同社で製造・販売している飼料添加物「カルスポリン」(畜産用プロバイオティクス)は、9月29日にEU食品安全局から鶏用の飼料添加物としての販売許可を取得。製造に関する品質安全管理システム「FAMI―QS(ファミキューエス)の認証も、相模工場(神奈川県相模原市)で11月上旬に取得できることから、EUでのカルスポリンの販売が可能になったもの。
 EUでは、鶏肉生産が盛んなスペイン、イギリス、フランス、イタリア、ドイツなどを中心に、現地代理店のオルファ社(オランダ)を通じて販売する予定。
 カルスポリンは、枯草菌の一種であるバチルス・サブチルスC―3102株を有効成分とし、腸内における有用菌の増加や有害菌(食中毒菌など)の減少、体重の増加、健康体の維持、獣臭(家畜特有の臭い)の削減などが期待される。
 現在、日本以外にも米国、ブラジル、中国、タイ、台湾、韓国などで販売。特に、今年3月に世界最大の食肉加工メーカーであるタイソン・フーズ社が、ブロイラー飼育用に、「成長促進目的としての抗生物質」の代替品として全面的に採用したことによって、販売量が大幅に増大している。
 販売拡大に合わせ、3月には群馬工場(群馬県館林市)にカルスポリンの製造設備を新設し、年間生産能力を従来比約4倍の180トンに高めている。
 同社は、「2010年までに、生菌剤での世界シェア3分の1(約30億円)を目指し、北米やEU、中南米、アジア地域で積極的に販売展開していく」としている。



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