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トン1700円値上げ 10〜12月期配飼価格 飼料基金から1600円補てん

2006.09.25発行
 全農は9月20日、10〜12月期の配合飼料価格を、7〜9月期に比べ全国・全畜種総平均でトン当たり約1700円値上げすると発表した。今年1〜3月期以来(1200円)の値上げとなる。ただ、飼料基金から同額の1600円の補てん金が交付されるため、農家負担は実質100円増となる。

 10〜12月期は、トウモロコシと大豆粕のシカゴ定期は値下げとなるものの、海上運賃が前期に比べトン当たり10ドル以上も高騰していることと、円安の影響などから、値上げに踏み切った。商系も値上げの見込み。
 全農がまとめた10〜12月期の飼料情勢見通しの概要は次の通り。
 ▽飼料穀物=現在220セント台で推移しているトウモロコシのシカゴ定期は、(1)米農務省の需給見通しで、依然として在庫率が低水準にある(2)エタノール用の国内需要が強い――ため、今後は底堅い推移が見込まれる。
 ▽たん白質原料=現在160ドル台で推移している大豆粕のシカゴ定期は、今後は豊作が予想されるため、軟調な相場展開が見込まれる。
 魚粉価格は、(1)国内の魚粉生産量が引き続き低位にあり、需給がひっ迫している(2)輸入魚粉も主産地ペルーでの漁獲高の減少に伴い、産地価格が高値で推移している――ため、前期に比べ大幅に上昇すると見込まれる。
 ▽海上運賃=米国ガルフ・日本間のパナマックス型海上運賃は、原油価格の高騰から船舶用燃料の価格が上昇していることと、中国などによる鉄鋼原料輸送の船腹需要が引き続き増加しているため、現在は45ドル/トンを超えて推移している。
 今後は、(1)中国の持続的な経済成長による鉄鋼・発電用原料の需要増から船腹需要が継続する(2)北米産穀物の収穫時期に入り、北米・アジア間の船腹需要が増加する――ことから、引き続き上昇すると見込まれる。
 ▽外国為替=現在1ドル117円台で推移しているが、日米間の金利差が当面縮まらず継続すると予想され、円売りと金利の高い米国への資金流出観測から、ドルは強含みでの推移が見込まれる。



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