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排ガス量をさらに削減 ドイツ・バイエル

2006.08.15発行
 バイエル社(ヴェルナー・ヴェニンク社長−本社・ドイツ)は、生産量が増加したにもかかわらず、引き続き排ガス量を大幅に削減し、2005年にさらなる環境改善を達成したことを明らかにした。
 2005年のバイエルの販売量は9%増大したが、技術改善と構造改革を進めた結果、温室効果ガスの直接排出量は前年比で7%減、エネルギー消費量は10%減となった。特に、窒素、有機化合物、重金属、無機塩を中心に、廃水に含まれる化学物質が顕著に減少したとのこと。
 ヴェニング社長は、「バイエルにとって、成功とは単に統計や成長率で測定されるものではない。わが社は経済性、環境保全と社会的な責務を調和させたいと考えている。
 そのためには、業界において技術的、経済的に主導的地位を獲得すると同時に、環境保全と社会的責任の分野の規範になる必要がある。『持続可能な発展報告書』の最新版には、バイエルクループ社員と社会のニーズに応えようとする取り組みと、環境保全と省資源のためのわが社の活動が記録されている」などと語っている。



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