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全農5月市況見通し 卵価は弱含み予想? 食鳥には底打ち感

2004.04.25発行
 鶏卵は早期淘汰を実施しないと市況は弱含みが予想される中で、食鳥は減産傾向から、底打ち感が出てきた――。
 全農がまとめた4〜5月の畜産物市況によると、4月の卵価は、全農東京Mサイズ月間平均で130円前後(前年160円)の予想。
 5月については「供給面では、秋ひなの産卵ピークを迎えるため、生産量はさらに増加する見込み。昨年の秋ひなえ付けはやや減少しているものの、飼養期間の延長が継続され、早期淘汰などの実施による稼働羽数の抑制が進まなければ、昨年以上の供給過剰に陥る可能性がある。
 需要面では、鳥インフルエンザ問題による不安感からの回復が望まれるが、家計消費量や特売実施率などが大きく回復する状況は期待できず、消費環境の改善はあまり望めないため、連休以降、販売不振による大幅な滞貨玉が発生することが懸念される。市況は、Mサイズ月間平均で120円前後(前年145円)か」と見ている。
 食鳥については、3月は風評被害で消費が50%に落ち込んだところもあったが、4月に入って徐々に回復しているといわれる。生産面では「減産傾向が顕在化しており、5月以降のひな導入羽数は東北で大幅な減少、南九州は前年並みと、地方でのバラツキも発生し、全体では漸減傾向の見込み」としている。
 輸入物に関しては「タイ・中国・米国からの輸入は停止しているものの、業務加工筋での対応(アイテム削減や他品目への転換など)や需要減、ブラジル物の手当てで賄われている、さらに鶏肉加工品(調製品)の輸入再開も大きな要素となり、引き合いも回復傾向に向かうものと思われる。一方、業務加工需要については、調製品輸入再開の影響を直接受け、むね肉を中心に弱含みの推移が見込まれる」としている。
 この結果「市況は月間平均では、もも肉460円前後(前年の4月571円、5月530円)、むね肉210円前後(前年の4月175円、5月181円)と推測される」としている。



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