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香港で「新型インフルエンザ」患者 鳥インフルエンザで2人感染

2003.03.05発行
 昨年11月に香港に定住している水鳥などからトリインフルエンザウイルスが確認され、12月に入ると死亡鶏からも陽性反応が出て、一部の生鳥市場や養鶏場の家禽や鶏が殺処分されていたが、2月20日から21日にかけ、新聞やテレビで鳥インフルエンザに人が感染して死亡したと大きく報道され、養鶏関係者を心配させている。
 世界保健機関(WHO)や香港特別行政区などの情報によると、香港に住む家族5人が、1月下旬から中国南部の福建省の親類宅を訪問した際、1月28日に8歳の二女が肺炎で現地(福建省)の病院に入院し2月4日に死亡。33歳の父親も香港に戻った後、肺炎で2月17日に病院で死亡した。9歳の長男も発熱などの症状が出て2月12日に香港の病院に入院したが、その後回復し24日に退院した。母親も発症したが回復し、もう1人の長女についての報告はない。
 香港特別行政区の衛生省によると、長男と死亡した父親からトリインフルエンザA型(H5N1)ウイルスを検出した。この2人以外の家族も同ウイルス(H5N1)に感染していたかどうかは不明。
 本来、鳥インフルエンザは、トリから人ヘ感染することはない病気であるが、人からトリインフルエンザウイルスが確認されたのは97年の18人が感染し、うち死者6人が出た時以来で2回目となる。97年の時は、人から他の人への感染は起きなかったと考えられているが、今回は人から人への感染が起きた可能性も否定できないとして、WHOなどが香港・衛生省などと密接な連絡を取りながら、医学的・疫学的調査を継続しているほか、H5N1ウイルスの遺伝子型の詳細な検査を行なっている。
 香港・衛生省によると、過去数週間にインフルエンザの活動性の異常な上昇は検出されていないとのことで、非公式ながら、ウイルスもヒト型の遺伝子が存在しないため、人から人への感染の危険性は低いだろうとしている。
 この報道に、厚生労働省でもインフルエンザ流行地域への渡航者に注意を呼びかけるとともに、旅行後にインフルエンザの症状が出ていないかなどの監視を強めている。
 一方、農林水産省ではここ数年、香港で鳥インフルエンザが発生していたことを把握し、2001年5月からは家きん類の輸入禁止を継続している。問題は今回の場合、香港の家族がどこでインフルエンザに罹ったかで、中国本土(家族が訪ねた親類宅では鶏を放し飼いしていた)であれば中国産の家きん類の輸入にも影響するため、続報を注意深く見守っている。
 日本養鶏協会は2月21日、わが国の公的検査機関が鳥インフルエンザの発生動向把握のために、計画的に実施しているモニタリング調査結果を各県養鶏協会に示し、問い合わせなどには、わが国に鳥インフルエンザは発生していないことを伝えるよう求めている。
 なお、モニタリング調査結果によると、平成11〜13年度の3年間に、延べ120県、3,373農家、臨床検査羽数37万5,145羽、ウイルス検査実施羽数5万9,025羽の検査が行なわれたが、わが国ではA型(H5N1)インフルエンザは確認されていない。



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