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Q−boの2機種を発売 コベルコ建機

2002.07.25発行
 コベルコ建機(株)(石田孝社長―本社・東京都品川区東五反田2―17―1)は、フィアットグループの農業機械・建設機械メーカーであるCNH Global N・V社との提携機第一弾として、スキッドステア二機種を『Q―bo』(通称キューボ)シリーズとして日本国内に本格的に導入する。
今回導入する『Q―bo』シリーズのうち、Q―bo05は7月1日に、Q―bo09は8月1日に販売を開始する。
 スキッドステアは、左右独立した4輪駆動で、その場旋回(スピンターン)が可能なため、狭い作業スペースでも能力を発揮できる。日本では主に農業・畜産・除雪などの分野で使用され、そのうちほとんどの用途がローダ仕様のアタッチメントによる運搬・積み込み作業となっている。一方、欧米では建設工事をはじめとして道路工事・造園・解体など、さまざまな分野で使用されており、これらの作業に応じた多彩なアタッチメントが準備されてきたことから、幅広く普及している。
 新発売するスキッドステア「Q―bo05」と「Q―bo09」は、いずれもクラス最大級のエンジン出力を発揮するため、強いパワーで余裕ある作業が可能である。さらに、クラス最長のホイールベースでありながら、クラス最小の回転半径を実現しているため、抜群な安定感と機動力を兼ね備えている。
 同社は、「Q―boシリーズの導入によって、ますます広がるユーザーの多様なニーズに対応していくとともに、省力化・生産性向上にも大いに貢献できる戦略商品として、新たな市場開拓を目指して積極的に販売していきたい」としている。
 「Q―bo05」と「Q―bo09」の主な特長は、(1)トップクラスのエンジン出力でパワフルな性能を発揮(2)クラス最大のロングホイールベースとダンピングリーチで抜群の安定性と作業性を確保(3)ラクラク操作の2本操作レバー方式を採用(4)クラス最小の回転半径で狭所作業もスムーズ(5)多彩なアタッチメントで多用途に対応(飼料・畜糞のかき集めや牧草ロールの運搬・積み重ねなど)(6)安全とメンテナンス性に配慮した機械構造・機器レイアウト──など。
 詳細は、同社(電03・5789・2112)広報担当の江島氏まで。



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