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ND、IC、IBの6種混合オイルワクチンを発売 京都微研

2002.07.15発行
 (株)微生物化学研究所(谷村徹雄社長―本社・京都府宇治市槇島町24―16)は、ニューカッスル病(ND)と伝染性コリーザ(IC、A・C型)に、血清型が多く予防の難しい鶏伝染性気管支炎(IB)ウイルスの株を三株加えたオイルアジュバント不活化ワクチン「“京都微研”ニワトリ6種混合オイルワクチン」を6月20日に新発売した。
 同ワクチンに使用されているIBの株は、従来から不活化ワクチンに使われ実績のあるマサチューセッツタイプの滋賀株と、近年の日本での発生例から分離したウイルスで腎炎由来ウイルスのGN―58株、産卵異常鶏の卵巣由来ウイルスのAO―27株の3株で、これによって古い株はもちろん、近年の流行株にも広く対応でき、IBの防御能も増強されるとのこと。また、オイルアジュバントの鉱物油の一部を動物油(スクワラン)に置き換えることによって、注射局所の反応を軽減した。
 用法・用量は、50日齢以上の鶏(肉用鶏は除く)の脚部筋肉内に0.5ミリリットルを注射する。有効期間は2年間で、包装は500ミリリットル(千羽分)。
 詳細は同社(電0774・22・4518)へ。



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