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169円に据え置き 14年度の卵価基金基準価格

2002.05.05発行
 平成14年度の卵価基金の補てん基準価格が注目されていたが、全農系の(社)全国鶏卵価格安定基金は4月17日に、全鶏連系の(社)全日本卵価安定基金は4月19日にそれぞれ評議委員会と理事会を開き、理事長に一任。その後、農林水産省などとの折衝の結果、BSEの影響で飼料価格が値上がりしていることなどを考慮して前年度と同じく169円に据え置くことになり、農林水産省生産局長に承認申請し、受理された。
 全農、全鶏連の生産者団体では、牛肉、豚肉、牛乳の畜産物価格が据え置きないし若干のアップとなったことから、飼料価格の上昇や安全衛生対策、鶏ふん処理の公害対策などのコストがアップしているため、鶏卵基金の基準価格も前年度を下回らない水準を希望していた。
 しかし農林水産省は、ひなえ付けの増加から、今年は鶏卵生産量の増加が見込まれ、卵価も前年をさらに下回ることが予想されるため、前年度並みの水準では補てん金支払いが多額になり、基金の財源が心配される――などとして、引き下げるべきではないかとしていたが、最終的には前年度と同額の169円で据え置くことになったもの。ただし、4〜6月の補てん状況が大幅なものになった場合は、年度途中での基準価格の引き下げ、さらには財源がなくなれば補てんの打ち切りもあるとしている。
 鶏卵1kg当たりの積立金は前年度通りで、全農系の全国基金は生産者が5円、全農が75銭、経済連が50銭、農協が50銭。全鶏連系の全日本基金は生産者が5円、全鶏連が75銭、鶏卵販売農協が1円。
 高卵価月積立の基準は、基準価格プラス120円の289円で、
 289円以上294円未満 1円
 294円以上299円未満 2円
 299円以上304円未満 3円
 304円以上309円未満 4円
 309円以上       5円
を積み立てる。また、新規加入者の別途納付金は6円となっている。



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