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鶏卵の新容器「S−BOX」 三幸食品などが開発

2002.04.25発行
 三幸食品(株)(杉山幸一社長―本社・東京都中央区日本橋蛎殻町2―16―7)は、衛生的でしかも環境にもやさしい通い容器『S―BOX』(特許申請中)を住化プラステック(株)(東京)と(株)エスパック(茨城)の3社で共同開発し、今年3月から新容器による鶏卵流通システムをスタートした。
 この3社が幹事会社となって、S―BOXの流通を推進するためにS会を設置し、ウインファームグループ(東京、神奈川、千葉)や(農)坂本養鶏組合(青森)、(有)岩手ファーム(岩手)などS−BOX流通に関わる企業10社が参加し、検討を重ねてトータルシステムを構築したもので、仮に流通上のトラブルが発生した場合も、各企業が対応できるようにしている。
 S―BOXは、ホテルやレストラン、病院などからの、搬送容器をより衛生的で機能的なものにしてほしい、との要望に応えたもので、環境にやさしい熱可塑性ポリプロピレン(PP)の発泡シート(商品名「スミセラー」)でできており、繰り返しての使用(リユース)と使用後の再資源化(リサイクル)が可能。GPセンターやユーザーの作業性を考慮し、封緘用にマジックテープを用いている。現在、120個入り(アメリカントレー)で流通しているが、レストランチェーンなどのユーザーから90個入りの要望もあることから、近日中に販売する予定という。
 同社は、5年ほど前から鶏卵の流通を念頭に置いてS―BOXの開発に着手。鶏卵を実際に詰めての耐荷重試験のほか、鶏卵への影響(割れやヒビ)、産地からの輸送試験、夏季の保管を想定した試験、夏季の産地からの輸送を想定した公的機関での鮮度試験、結露確認試験、S―BOXを使用した場合の金属探知機反応試験、温水洗浄時のマジックテープの剥がれの有無、鶏卵流通後のS―BOX洗浄試験、洗浄前後の菌検査、回収後・洗浄後の形状確認など、現場レベルでの試験を繰り返し行なって検証し、いずれも問題をクリアできたことから流通を開始した。
 S―BOXを導入したウインファームグループでは、その経費対応を、(1)大手量販店が導入している通い容器に対するデポジット制(保証金制度)(2)ビール瓶回収方式(3)納入価格への転嫁の3方式とし、理解を得たホテル、レストランなどに納品を開始。回収とユーザー側の管理を考慮し、S―BOX専用の使用後の保管BOXをユーザー側へ設置するなど、きめ細かな配慮もあって、反応は良好とのこと。
 今後の課題はS―BOXの回収率で、同社では「S―BOX流通については、なんらかの規制をかけることが重要で、S―BOXのオーナーが安心して流通できるようにしたい。
 HACCP、ISO9000、ISO14000などの新しい概念が導入され、食品リサイクル法、環境法案の施行による厳守事項が発生し、非常に混迷した時代であるが、鶏卵業界のみならず、あらゆる食品業界が真剣に取り組まなければならない状況下であることは間違いなく、S―BOXもそれらの解決策の1つになれば幸いである」としている。
 詳細は、同社鶏卵部(電03・5642・7333、F03・5642・7306、Eメール=hiroo@sankou-s.co.jp )へ。



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