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炭疽菌に有効な抗生物質を開発

2001.12.05発行
 創薬の開発ベンチャー、日本メディカルリサーチ(株)(所源亮社長―本社・東京都港区北青山1―5―12、資本金3億600万円)は、このほど現在米国で問題となっている炭疽菌に対して、殺菌的作用(Bacillus subtilisに対し血清中でMIC〇・1μg/ml以下)を持つ可能性の高い抗生物質(WAP―8294A2)を開発したと発表した。
 現在、炭疽菌に効果があるとされている抗菌剤は、ペニシリン、ニューキノロン、テトラサイクリンの3つであるが、いずれも静菌的作用で広域スペクトルを有しているため、大量の使用と消費には、多剤耐性菌の出現など、感染症に対する抗菌剤の治療そのものの基盤を揺るがしかねない大きな医療上の問題がある。
 一方、WAP―8294A2は、数時間で効果を示す即効性と、多剤耐性菌の出現の可能性を少なくするという最大のメリットがあるため、特に重篤で死亡率の高い肺炭疽の特効薬として有望と考えられている。
 同社は現在、WAP8294A2を抗MRSA抗生物質として開発中(前臨床試験の最終段階にあり、来年春には米国でフェーズIに入る予定)であるが、炭疽菌に対する効能についても、P3施設(結核菌、エイズなどの伝染性・病原性の高い病原微生物を取り扱うための基準を満たした施設)の委託準備が整い次第、開発を進めたい意向である。
 また、炭疽菌テロに対する戦いに対して最大限の支援をする考えにより、国内外の研究所と製薬会社に対し、研究開発目的の少量サンプルの供給と共同研究をする意向があることを伝えたことも発表した。
 WAP―8294A2は、ライソバクター菌(細菌の一種)から培養によって作られる物質で、水溶性のデプシペプタイト系に属する新規の抗生物質で、生産性は非常に高く、18時間の培養で培養液1リットル当たり1g(1,000mg)取れ、効率よく生産できる。
 同社は、前臨床試験を今年末には終了すると予定しており、その後は臨床試験の実施や製造、販売マーケティングなどを引き受ける医薬品メーカーとの契約を目指すことにしている。



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