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29年の種鶏導入 ブロイラー、レイヤーとも増加

2017.07.25発行
ひな需給は均衡、または余剰気味

 (一社)日本種鶏孵卵協会(山本満会長)は7月12日にブロイラー、13日にレイヤーの種鶏導入と素ひな計画生産検討会を開いた。調査から推計したブロイラー種鶏導入羽数は、29年は前年比0.4%増、29年度は1.5%増。レイヤー種鶏は、29年は前年比3.2%増加するものの、29年度は8.6%減。ブロイラー、レイヤーのひなえ付け羽数をそれぞれ前年並みと仮定したコマーシャルひなの需給では、年次、年度とも均衡、または余剰気味に推移する見通しとなっている。

ブロイラー

 全国のブロイラー孵卵場50社(場)から集計した平成29年(1〜12月)の種鶏導入計画羽数は490万5514羽で、前年実績(486万6597羽)比0.8%増、羽数では3万8917羽増。29年度(29年4月〜30年3月)ベースでは492万2434羽で、前年度実績(482万2755羽)比2.1%増、羽数では9万9679羽増加する見込み。
 地域別では、東日本(北海道から関西まで)は年次が181万2450羽で2.6%増、年度が182万6100羽で4.3%増。九州は年次が246万6164羽で2.3%減、年度が247万5584羽で0.2%増。中四国は年次が62万6900羽で8.9%増、年度が62万750羽で3.4%増の見込み。
 導入調査の全国推計のカバー率(年次ベースで97.1%、年度ベースで97.4%)を基に推計した全国の種鶏導入羽数は、29年次が503万4000羽で前年(501万4000羽)比0.4%増、年度が502万6000羽で前年度(495万羽)比1.5%増の見込み。
 羽色別の種鶏導入計画羽数を前年と比較すると、白色羽系は年次で1.2%増、年度で2.8%増。有色羽系は年次で14.3%減、年度で26.8%減。地鶏系は年次で2.4%減、年度で8.5%減の計画となっている。
 全体の構成割合は、年次でも、年度でもほぼ変わらず、白色羽系96.8〜97.5%、有色羽系1.5〜2.1%、地鶏系1.0〜1.2%で、白色羽系が大部分を占める。
 種卵採取開始日齢180日(6か月齢)、採取期間270日(27〜64週齢)、種鶏1羽当たりひな生産146.2羽(28年までは141.7羽)を基に試算したブロイラー用ひなの生産能力は、29年次が7億3073万羽で前年比1.4%減、29年度が7億2860万羽で前年度比1.3%減となる。
 29年次のコマーシャル素ひなのえ付け羽数を前年並みの7億2345万羽と仮定すると、年次ベースでは728万羽の余剰、年度ベースでは515万羽の余剰となるが、コマーシャルひなのえ付けは近年、鶏肉消費の伸びでに支えられて増加傾向に推移していることや、九州の種鶏場でのAI発生などの影響もあり、ひなは不足気味に推移するとみられている。
 調査協力孵卵場は次の通り。
 東日本=鰹\文字チキンカンパニー、潟Aマタケ、潟Cシイ(東北・関東)、轄scポートリー、鰹シ本鶏園、日本ホワイトファーム梶i知床・東北)、潟Iオヌマ、兜沒エンヤ、叶X孵卵場(宮城・関東)、プライフーズ梶A渇棟B孵卵場、且R本養鶏孵化場、潟Xリーエム、叶X孵卵場(和歌山)、潟с}モト、とりっこ倶楽部ホシノ
 中国四国=活鼡{家禽孵卵場、潟Iーエヌポートリー、兜沒c種鶏場、米久おいしい鶏梶A石井養鶏農協、去ツ塚孵化場、居シ尾孵卵場、椛蜴Rどり、叶X孵卵場(四国・岡山)、潟pートナーズチック
 九州=深川養鶏農協、且R形種鶏場、叶X孵卵場(福岡・大分・宮崎)、葛v留米孵卵場、潟コオ、潟Cシイ(九州・鹿児島)、且剴註H鳥、鰍iAフーズさが、マルイファーム梶A潟Wャパンファーム、潟Aクシーズ、拠|下種鶏孵化場、宮崎くみあいチキンフーズ梶Aティケイエビス梶A日本ホワイトファーム梶i宮崎)、潟Eェルファムフーズ(霧島)、鹿児島くみあいチキンフーズ

レイヤー

 全国のレイヤー孵卵場23(前回24)場から集計した平成29年(1〜12月)の種鶏導入計画羽数は108万4007羽で、28年実績(106万191羽)比では2.2%増。29年度ベース(29年4月〜30年3月)では100万6515羽で、28年度(111万1683羽)比で9.5%減とかなり減少する。
 地域別では、東日本(北海道から関東甲信越)は年次で3.1%減(28年68万3546羽→29年66万2200羽)であるが、年度では減少幅はさらに拡大し、17.5%減(28年度73万1846羽→29年度60万3700羽)となっている。
 中部は年次で18.9%増(28年20万8545羽→29年24万7967羽)で、年度では増加幅はさらに拡大し39.2%増(28年度18万7797羽→29年度26万1415羽)となっている。
 中四国・九州は年次で3.4%増(28年16万8100羽→29年17万3840羽)であるが、年度では26.4%減(28年度19万2040羽→29年度14万1400羽)となっている。
 東日本と中四国・九州は29年1〜3月の導入羽数は例年より多かったが、30年1〜3月は前年同期より大きく減少する計画になっていることが影響した。中部は逆の増減であったものの、全国レベルでは年次ベースでわずかに増加し、年度ベースではかなりの程度減少することになった。
 導入調査の全国推計のカバー率(年次ベースで91.7%、年度ベースで91.9%)を基に推計した全国の種鶏導入羽数は、29年が119万3000羽で前年(115万6000羽)に比べ3.2%増、29年度が110万6000羽で前年度(121万羽)に比べ8.6%減の見込みとなっている。
 卵殻色別の種鶏導入計画は、白玉系は年次で3.6%減、年度で12.9%減。赤玉系は年次で18.7%増、年度で5.8%減。ピンク玉系は年次で4.7%減、年度では4.8%増の見込み。
 全体の構成割合は、白玉系は28年次64.6%、28年度63.7%、29年次60.9%、29年度61.4%。赤玉系は28年次26.5%、28年度28.2%、29年次30.8%、29年度29.4%。ピンク卵系は28年次8.9%、28年度8.0%、29年次8.3%、29年度9.3%で、年次、年度により変動している。
 種鶏の育成率97%、種鶏供用期間308日(44週、25〜68週齢)、種卵の採種率白93.0%、赤92.4%、ピンク94.3%、種鶏1羽当たりひな生産羽数を白100.9羽、赤91.2羽、ピンク104.6羽を基に試算した素ひな出荷羽数は、29年が1億1429万羽で前年比3.9%増。29年度が1億1443万羽で前年度比3.2%増の見込み。
 29年次のコマーシャル素ひなのえ付け羽数を前年並みの1億805万羽と仮定すると、月によって波はあるが、ひな需給は均衡、または余剰気味に推移する見通しとなっている。
 調査協力孵卵場は次の通り。
 北海道・東北=小岩井農牧鰹ャ岩井農場、糾竭コポートリー北海道事業所
 関東甲信越=千葉孵化場梶A鰹ャ松種鶏場、鰍h・ひよこ、糾竭コポートリー、潟gマル、神奈川県経済農業協同組合連合会、潟Jントウ、イセファーム梶i茨城)
 中部=とりっこ倶楽部ホシノ=A日本レイヤー梶A椛蜚ィシェーバー孵化場、褐纉。孵卵場、且O重ヒヨコ
 四国・九州=巨V延孵化場、椛コ田孵化場、マルイファーム梶A(資)琉球孵卵場、滑′エ種鶏孵化場、樺リ井種鶏孵化場、アミューズ梶A褐纉。孵卵場九州営業所



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