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内閣総理大臣賞に会田共同養鶏組合 平成28年度農林水産祭

2016.11.05発行
 農林水産省と(公財)日本農林漁業振興会は10月19日、平成28年度(第55回)農林水産祭天皇杯などの受賞者を発表した。
 養鶏関係の受賞では、天皇杯は逃したものの、内閣総理大臣賞に長野県松本市の(農)会田共同養鶏組合(中島学会長理事、平成27年度全国優良畜産経営管理技術発表会最優秀賞受賞)が選ばれた。表彰は11月23日の勤労感謝の日に、明治神宮会館で開催される農林水産祭式典で行なわれる。
 受賞理由は「自家配合飼料工場の活用と飼料用米を利用したブランド卵生産」。
 昭和38年に設立された同組合は、現在の採卵鶏飼養羽数約21万羽のうち、約5万6000羽をアニマルウェルフェアを目指した平飼いで飼育し、生産した卵を独自にブランド化している。飼料は、組合の自家配合飼料工場で製造し、平成20年から飼料用米の給与試験も開始。現在では飼料用米を年間約1700トン使用するとともに、非遺伝子組み換え・ポストハーベストフリーの飼料も導入している。平成24年には、農場HACCP認証農場となり、サルモネラ対策を中心に衛生管理の徹底と、管理の質の維持向上を図っている。
 さらに、敷地内に鶏肉加工場を設置して、親鶏を使った加工品を生産するとともに、アンテナショップと位置付けている直売所で鶏卵や鶏肉、加工品を販売し、各種情報の生産現場へのフィードバックに努めている。
 また、女性が理事会を構成する役員4名の半数、全従業員の45%(パート従業員含む)を占めるなど、女性の活躍・登用に前向きに取り組んでいる。
 今後については、「鶏舎の建て替えや平飼い飼育の規模拡大、さらなる耕畜連携と飼料用米の利活用による水田事業の活性化、食料自給率の向上など、消費地に近い生産者≠フ利点を生かした安全で高品質な鶏卵生産を目指している」としている。



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