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産業動物獣医師養成で協定 参加型「臨床実習」を実践 鹿児島大と企業・団体

2016.06.05発行
 鹿児島大学共同獣医学部(鹿児島市郡元1−21−24)は5月26日、産業動物総合臨床実習実施にかかわる産学間(企業・大学)協定を7企業・団体(鹿児島県農業共済組合連合会、潟iンチクファーム、潟Wャパンファーム養豚事業本部、同チキン生産本部、鹿児島県経済農業協同組合連合会、鹿児島くみあいチキンフーズ梶A潟Eェルファムフーズ)と締結した。
 従来は、附属動物病院を中心とした犬猫の臨床実習が中心となっていたが、国際水準の獣医学教育の実施と、産業動物分野(牛・豚・鶏)で働く獣医師養成のため、優れた専属の管理獣医師がいる企業の農場へ学生を派遣し、産業動物の現場を活用する参加型「臨床実習」を実践する。
 学生は、農場の飼育環境、飼養管理(給餌、給水、投薬など)、健康管理(体温、体重測定、採血)、臨床症状の観察、触診、死亡個体の解剖観察など、実際に手で触れ、実体験から学ぶことができる。
 調印式では、瀬公三共同獣医学部教授が事業の概要について「わが国随一の産業動物生産基地という鹿児島の地域特性を生かした今回の試みが、全国の獣医系大学で産業動物臨床実習の一つのモデルケース≠ノなるのではないか」と説明した後、宮本篤共同獣医学部長と各企業の代表者が協定書に署名した。
 各企業の代表者は「地域の活性化にとって、鹿児島における産業獣医師の確保と若者定着に向けた課題は非常に重要であり、この協定により現場を認識してもらい、技術の向上と知識を習得してもらいたい」などとあいさつし、宮本学部長は「今回の調印により、学生が最も恵まれた環境の中で学ぶことができ、獣医養成の場を与えていただき感謝している」と述べた。
 【協定を結んだ企業・団体の代表と鹿児島大学共同獣医学部の宮本篤学部長】



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