クリーミースクランブルエッグなど春夏新商品発表会 ケンコーマヨネーズ

ケンコーマヨネーズ㈱(炭井孝志社長)は1月20日、東京都杉並区の同社東京本社で「2016年春夏新商品発表会」を開いた。
2月1日に発売の新商品は、タマゴ加工品『クリーミースクランブルエッグ』、栄養素が豊富な素材として注目されている“小麦ブラン”を使用した『クリーミードレッシングシリアルブラン』、おつまみサラダにぴったりの『極うまにんにく醤油だれ』、北海道産チーズを使用した『まるごと北海道チーズポテトサラダ』、10品目の具材が入った『和彩万菜十品目のうま煮』、フレッシュなトマト風味の『トマトフィリング』、具だくさんに仕上げた『ボロネーゼフィリング赤ワイン仕立て』、国産の野菜と昆布を和えた『冷凍山形のだし』と『冷凍わさび昆布』の合計9品目。
島本国一取締役商品開発部門長は「今回発売する新商品は以前から取り組んでいる事業別、分野別の活動の中から開発された。これら9品目に対して分野別、業態別に役立てるような238メニューのレシピを用意し、お客様に紹介している。
消費者の生活スタイルの変化や消費マインドの改善、訪日外国人によるインバウンド需要など市場環境は変化しており、食品産業の各社も影響を受けていると予想されるが、この中でも独自の特徴を出し、メニュー開発に注力しているお客様が順調に事業規模を拡大されているのではないかと感じている。
わが社もメニューの開発と提案には力を入れており、4事業17分野のチーム活動でも営業、商品開発、メニュー開発、その他の関連部署が一丸となってお客様のニーズに応えられるような商品やメニューを開発し、情報提供も含めて価値ある提案ができるよう取り組んでいる。
外食産業では人手不足が続く中、調理しやすく、均一な味でスピーディーに提供できる商品、コンビニエンスストアではおいしさに加えて安全性、保存性に注目されていると感じている。人を引きつけるような演出、トレンドにマッチした新しさ、時代を先取りするメニューの開発、提案が大きなカギになっている」などと述べ、矢野輝彦商品企画開発部長が新商品のそれぞれの概要を説明した。
タマゴ加工品『クリーミースクランブルエッグ』は1キログラム袋タイプの冷凍商品で、生クリームを使用し、乳のコクを堪能できる味わいで、ほんのり香るバター風味が食欲をそそる。ふんわりとやわらかく、口どけが滑らかな食感で、加熱しても作りたてのような半熟状態を保つことができる。卵とバター、卵と生クリームの組み合わせは消費者からの評価も高く、食感にこだわった商品も数多く出ているため、「クリーム感」と「とろとろ」を意識したスクランブルエッグを開発した。
スクランブルエッグだけでなく、サンドイッチやソースに使用するなど、メニューの幅も広がるため、同社ではホテル、食堂、給食、カフェなどに向けたメニューを多数用意している。
【新商品の『クリーミースクランブルエッグ』(左)と提案しているスクランブルエッグ&ベーコンとフレッシュ野菜のオープンサンド(右)】

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