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徳島県で鶏糞バイオマス発電 養鶏関係の企業・組合が新会社設立 平成29年度の稼働を目指す

2015.12.05発行
 徳島県で鶏糞を燃料にバイオマス発電事業を行なう「ライブストックエナジー株式会社」の設立総会が11月2日、徳島市のグランドパレス徳島で開かれ、同社に出資する県内の養鶏団体の関係者ら約40人が出席した。
 徳島県の養鶏は農業の中核産業として、特に中山間地域の経済を支える重要な産業として発展してきたが、鶏糞の処理についてはコスト増加などの課題が多かった。このため、県内の養鶏関係者が一堂に会して平成26年4月に立ち上げた「ライブストックエナジー活用協議会」で、鶏糞を低コストで効率的に処理する方法を検討したところ、鶏糞のエネルギーを活用した発電プラントを整備する“コジェネレーションシステム”の構築が良いとの結果が出たため、県内の養鶏経営の安定と関連産業の発展、中山間地域の経済の下支えを可能にするために鶏糞バイオマス発電事業を行なう会社の設立を決めた。
 ライブストックエナジーの資本金は5000万円で、岸化学グループの岸小三郎理事長と、養鶏関係10団体が出資した。鶏糞バイオマス発電施設は徳島市内に建設し、平成28年度の着工・完成、29年度の稼働を目指す。1時間当たりの発電量は480kWh。売電によって収入を得るほか、鶏糞の焼却灰は有機肥料として販売する。鶏糞は年間約3万トンを活用する予定で、出資団体から購入する。
 鶏糞を燃料としたバイオマス発電施設は、宮崎県都城市の南国興産梶A同川南町のみやざきバイオマスリサイクル梶A鹿児島県さつま町の挙九州バイオマスの3か所で稼働しており、東北では鰹\文字チキンカンパニーが岩手県軽米町に建設中。中四国地域では初めてとなる。
 ライブストックエナジーの役員は次の各氏。
 代表取締役会長=岸小三郎(徳島化製事業協業組合理事長)
 代表取締役社長=辻貴博(貞光食糧工業且ミ長)
 取締役=近久光雄(潟Cシイフーズ社長)、丸本敦(オンダン農協組合長)、近藤隆之(潟Jワフジ社長)、杉原勲(潟Aイ杉原会長)、出口隆久(居o口種鶏場社長)、山根幸二(潟Aサヒ社長)、竹内正之(石井養鶏農協組合長)、篠塚久(去ツ塚孵化場社長)
 監査役=岸史郎(徳島化製事業協業組合常務理事)、片山正敏(学識経験者)



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