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パック卵検査装置PEC030 11月1日から新発売 ナベル

2015.10.25発行
 潟iベル(南部邦男社長―本社・京都市南区西九条森本町86)は、このほどGPセンターで不良パックを検出する『パック卵検査装置PEC030』を開発、11月1日から新発売する。
 同装置は、ナベルが長年にわたって培ってきた狭波長領域画像判定技術により、30平方センチメートルの隙間から、@卵が充填されていないパックA割れているが、卵殻膜で中身が保たれている卵B割れにより中身が抜けた殻だけの卵C割れにより中身が漏れ出した卵――など、従来は検出できなかった不良卵を検出するもの。検出精度が高いだけでなく、パック詰め直後のコンベア間に30ミリメートルの隙間を設けるだけで検出が可能。コンパクトで、不良パックの修復にも無駄が少ない。
 近年、GPセンターにおける商品作りは、多種多様となり、パック製品製造ラインは複雑な組み合わせになっている。パック詰め装置の端末機器についても、ラベルシューター(サイズ・計量責任者などの記入)の後にロータリーシーラー・テープシーラー・上ラベル貼り機・その他最終検査装置と、全長が非常に長くなり、作業スペースの確保が厳しくなる傾向があった。
 発売前に『パック卵検査装置PEC030』をテスト導入した関西のGPセンターでは「これまでにパック卵の中身抜けなどのクレームは、頻繁ではないものの何回かあったが、この装置を入れることでほぼなくなった。パックの蓋をする前に不良パックを検出し、パックを破らずに、すぐに修復できるため作業性も良く、より完璧な商品作りができるようになった」と喜んでいる。
 同装置の主な仕様は次の通り。
 処理能力=4000パック(4万卵)/時(最大)
 電源容量=単相100V 3A(最大)
 使用環境=温度…10度C〜40度C、湿度…35%〜85%(ただし、結露しないこと)
 対象容器=3〜6×2列の透明なパック
 対象コンベア=速度…17〜21メートル/分、幅…100ミリメートル、150ミリメートル、200ミリメートル。
 ナベルでは、卵の選別から包装までの自動化に、世界初のロボット型鶏卵選別包装装置「NAEGS」、選別と包装を完全分離した「タワー型システム」など、様々な提案をしてきた。今回新発売する『パック卵検査装置PEC030』も、パック卵最終製品の不良パック出荷を減少させ、各GPセンターの製品の品質向上に貢献するものと期待されている。価格は158万円で、ナベルでは初年度は100台の販売を目標としている。
 詳細は同社(電075・693・5310)へ。
【パックのふたをする前に不良卵を検出する『パック卵検査装置PEC030』(左)、検出する不良卵(右)】



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