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1月相場 卵価は前年比32円安の192円 もも正肉33円安の669円、むね正肉63円高の328円

2015.02.05発行
 東京の鶏卵相場(M加重)は、昨年の止市から70円落ちの180円でスタートし、下旬にようやく205円をつけ、月間平均では前年同月を32円下回る192円となった。食鳥相場(日経東京、正肉加重)は、もも肉は止市から2円高の693円、むね肉は3円高の338円でスタートしたものの、少しずつ水準を下げ、昨年12月15日につけた、もも・むね合計1000円の大台は約1か月で終了。月間平均では、もも肉は前年同月を33円下回る669円、むね肉は同63円上回る328円、もも・むね合計は同30円上回る997円となった。

鶏卵 需給の先行き不透明

 鶏卵相場(M加重)は1月末に、東京205円、大阪・名古屋200円、福岡190円に上昇したものの、各地の鶏卵流通関係者からは「生産調整の時期で、なおかつ月末にもかかわらず思ったよりタイト感がない」(関西)、「足りないところはないのではないか」(中京)、「昨年と違い卵がある」「余り気味」(関東)などの声が聞かれる。
 岡山で発生した鳥インフルエンザ(AI)による鶏卵需給への影響も、迅速な防疫対応と鶏卵移動の例外措置などにより、直接取引先など一部に限られ、相場への影響もなかったようだ。
 昨年からのひなえ付け羽数増から、生産量は「前年同期より多い」との見方が多いが、需要面では小売、加工、外食ともに「売れ行きが鈍い」との声が多い。
 小売関係のテーブルエッグでは、「1月末に特売需要があった」とする一方で、「量販店の引き合いはそれほど良くない」との声も。
 加工関係では、おでんなどに使われる小玉の出回りはやや少なく、MSは年初からMより10円高い水準が続いているが、この時期の卵価のけん引役として近年クローズアップされてきた「恵方巻き」は、加工メーカー各社が一昨年末の鶏卵需給ひっ迫を受けて、早めの手当てを進めたことから、今年は目立った上昇要因にはならなかったようだ。
 外食関係では、吉野家が10月末に発売した『牛すき鍋膳』と『牛チゲ鍋膳』は、販売価格を前年より40円値上げしたにもかかわらず「すでに1000万食を売り上げたため、目標の前年実績(1400万食)はクリアする見通し」と堅調のようだが、別の牛丼チェーンからは「普段、牛丼に卵をつけるお客様も多いことや、販売価格を引き上げた影響からか、すき焼きメニューの投入後も卵の使用量はそれほど変わっていない」とのコメントも。ファストフードも苦戦しており、全体としては「飲食店からの引き合いは弱い」との声が聞かれる。
 2月の相場展開については、多くの量販店が会計年度末を迎える中、「好決算が期待される食品スーパーで特売需要が増える」との見方もあるが、「消耗戦を経験したスーパーは特売を控えている」との指摘もあり不透明。緩んでいる直近の需給と近年の傾向から、当面はもちあい傾向で推移し、生産が徐々に回復して需要も一服する2月下旬には下げに転じるとの見方も出ている。
 今年の好材料としては、コンビニエンスストア業界の“カフェ需要”が堅調な中、セブンイレブンがオリジナルの「ドーナツ」を全国で順次販売することを決めており、店舗数の多さ(昨年末で1万7206店)から、ドーナツに使われる液卵の需要増を期待する声も出ている。
 
鶏肉 国産の需要は堅調」

 食鳥相場(日経・東京加重)は昨年12月中旬以降、もも・むね合計で1000円超えの展開が続いたが、1月16日に大台を割り込み、1月31日現在は986円となっている。
 もも肉相場は例年、年初から右肩下がりで推移するが、今年は昨年来のタイトな基調を引き継ぎ、荷受や食鳥卸からは「それほど余っていない」との声が一様に聞かれる。
 生産面では、東日本の産地は寒さなどから出荷体重が落ちているほか、西日本ではAIによる出荷減もあり、九州産などの引き合いが強まっている。
 昨年9月以降、月間4万トン台の入荷が続く輸入鶏肉も、円安による取引環境の悪化に加え、日本食肉輸出入協会が1月20日の輸入動向検討委員会で「ここへ来て中国・韓国などからのブラジル産鶏肉への引き合いにより、価格は上昇傾向になっているため、今後、ブラジル産、タイ産いずれも適切な輸入数量に調整される見込み」と報告するなど、需給見通しに変化がみられている。
 他畜種の供給もタイトで、豚肉は「米国西海岸の港湾で続くストライキの影響などから米国産が入ってこない」(大手卸)ほか、牛肉の供給も長期的に少ない見通し。(独)農畜産業振興機構の報告によると、西海岸の主要港では夜間の荷受け作業が中止され、貨物によっては20日以上の遅れが発生。米国産牛肉や豚肉の輸出量のうち78%が西海岸経由(米国食肉輸出連合会調べ)とのことで、食肉卸からは「鶏肉と国産豚肉に頼らざるを得ない」との声が漏れる。
 一方、国内の需要は堅調。昨夏の中国産期限切れ鶏肉混入事件を受けて“国産回帰”の流れが強まっており、国内生産は東西とも今後、徐々に回復するとみられているが、「もも肉相場の下げは例年より緩やか」とみる関係者が多いようだ。
 昨年9月2日に300円を超えたむね肉相場も堅調な推移が予想され、「300円を割り込むことは当面ない」との見方も聞かれる。量販店の「もも・むねの発注割合が、昨年以前の7対3や6対4から、現在は5対5になっている」との指摘もあるなど、家庭でのむね肉人気も本格化しているようだ。



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