変動要因の多いブロイラー相場を占う 7人の年間平均は、もも正肉618円、むね正肉305円

平成26年のチキン相場(日経・東京、正肉加重)は、国内生産がわずかな増加にとどまった一方、豚流行性下痢(PED)による豚肉の出荷減や、牛のと畜数の減少などで牛肉・豚肉価格が高値で推移したこともあって鶏肉需要は年間を通して強かったため、年間平均(12月22日現在)では、もも正肉625円(前年比41円高)、むね正肉294円(同446高)となった。平成27年については、コストの半分以上を占める配合飼料価格が1月から値上げされることや、AIの影響、ひなえ付け動向、輸入動向、インフレ傾向など、見通しづらい要素が多い中で、業界の有識者7人に『27年のチキン相場』を占っていただいた(7人の年間平均は、もも正肉618円、むね正肉305円)。

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