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神奈川県養鶏連の宍倉種鶏場が竣工 最新のハイテム種鶏システム導入

2013.08.15発行
 今年で創立61年目を迎えた神奈川県養鶏経済農業協同組合連合会(略称・神奈川県養鶏連、角田克己代表理事会長)は、林に囲まれた清浄地(茨城県かすみがうら市宍倉4258−6)の約5000平方メートルの敷地に、幅9メートル、長さ76メートルのウインドレス鶏舎1棟の宍倉種鶏場を建設していたが、このほど竣工し、7月末にレイヤー種鶏ひなを導入した。
 同養鶏連は、関東一円で採卵養鶏に取り組む組合員にひなを供給するため、茨城県石岡市に種鶏の八郷育雛・育成場、種鶏成鶏場は茨城町と石岡市、群馬県高崎市の3か所体制で種卵を供給、ピーターサイム孵卵機を導入している千代田孵卵場(かすみがうら市)でふ化している。
 角田代表理事会長は、新しい種鶏舎を建設した理由について、「寡占化と大型化が進む養鶏業界の中で、専業養鶏を中心とする当組合の組合員も、3代目への代替わりの時代を迎え、今後とも生き残っていけるように必死に取り組んでいる。養鶏連としても良いヒヨコを供給することで手助けできればと、種鶏場の整備を進めた」としている。
 導入したシステムは(株)ハイテム(安田勝彦社長―本社・岐阜県各務原市テクノプラザ2−10)の種鶏システムで、換気方式はクーリングパッド付きハイテム新トンネル型。種鶏ケージシステムはハイテムの直立型4段(中間通路を配した2段+2段)3列、ケージサイズは望ましい受精環境を作り出す間口480センチ×奥行き125センチ×前面高さ79センチで、より細かな種鶏管理を可能としている。標準収容羽数は1万2384羽(1ケージにメス79羽、オス7羽)であるが、同養鶏連では1万1000羽(メス1万羽、オス1000羽)を収容する予定。
 ハイテム種鶏ケージの特長としては、高い受精率と産卵後期の破卵発生を抑えるため、安定性に優れ、かつソフトに種卵を受けとめる種鶏ケージ用ジェントルフロアを採用している。また、間仕切り部分に産卵が集中しやすい現象を緩和するため、コーナーパネル(特許)と集卵ベルトステップ運転の機能を備えている。
 機械設備は、ハイテムがレイヤー設備で培った技術を基に開発した、破卵を最少レベルに抑えるニューエスカレーター、給餌量にバラツキがなく、細かな給餌管理ができるレベルフィーダー(ホッパー型給餌機)、トラブルフリーでクリーンな除糞機を装備し、糞乾はエアーパイプ仕様となっている。さらに、的確な光線管理が求められる種鶏への対応として、ファン側から鶏舎側に差し込む光を遮断するため、換気扇から約1メートル離れた位置にライトトラップを取り付けている。
 鶏糞の舎外搬出は、鶏糞のこぼれ落ちがないチェーンコンベアとし、舎外でベルトコンベアに乗り継ぎ、堆肥舎へ直接投入する仕組みで、手間がかからない。
 種鶏舎は、防疫管理上、徹底した洗浄が必要なため、建物は外柱方式(鶏舎内壁面は平滑な断熱パネル表面)とし、天井裏もなくし害虫類の隠れ場所がない形としている。
 鶏舎入り口の電気室に設置されたハイテムコントローラーで、換気やクーリングパッド、インレットなどを制御するほか、種鶏舎からインラインで集卵された卵は、(株)アオヤマ(大阪府茨木市真砂2−10−10)の毎時7200卵処理の選別機で選別され、貯卵・くん蒸室で処理した種卵が千代田孵卵場に運ばれる。
 集卵棟の場長室にはハイテムファームコンピュータが導入され、日々の産卵データなどをリアルタイムで見られるほか、各種の種鶏データが集積できるなど、最新のシステムを導入している。

写真右列(1)=完成した神奈川県養鶏連の宍倉種鶏場
写真右列(2)=ダストチャンバーは洗浄しやすい外柱仕様の外観。内部はオールフラット
写真右列(3)=導入したハイテム種鶏ケージは、鶏にとっても快適な住環境スペース

写真左列(1)=集卵エレベーターと屋根下部の空気のこもりをなくし、快適な換気環境を確保するリストリクタ(下がり壁)
写真左列(2)=換気、クーリングパッド、インレットなどを制御するハイテムコントローラー
写真左列(3)=インラインで集卵室に運ばれた種卵はアオヤマの毎時7200卵処理の選別機へ



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