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『焼き鳥の日』に長蛇の列 鮒忠が直営店舗でチャリティーイベント

2012.08.25発行
 8月10日は『焼き鳥の日』――。食鳥肉卸や外食、ケータリング事業などを展開する(株)鮒忠(根本修社長―本社・東京都台東区浅草5−6−4)は、今年も直営の小売店と飲食店で第6回『焼き鳥の日』のチャリティーイベントを開催した。
 『焼き鳥の日』は、「焼き鳥の父」と呼ばれる鮒忠の創業者、根本忠雄氏(故人)にちなんで、3代目の根本修現社長が2007年に「や(8)きと(10)りの日」として制定し、日本記念日協会に登録されたもの。
 小売りの浅草本店と亀有店(東京都葛飾区)、神楽坂店(新宿区)の3店舗では、通常は1本170円以上の国産若鶏の『焼き鳥』と『つくね』を午後3時から、5本セット50円で各店1000本ずつ限定販売。飲食店の『小江戸 鮒忠』秋葉原UDX店(東京都千代田区)と、『鮒忠』有明店(江東区)、船橋店(千葉県船橋市)、松戸店(松戸市)の4店舗では、ディナータイムに1本100円でチャリティー販売した。
 浅草本店の店頭では、販売開始に合わせて100人近くの消費者が、鮒忠特製のうちわを片手に行列をつくった。炭火の香ばしい匂いにつられてか、通りがかりに自転車を止めて並ぶ人も。お待ちかねの焼きたてを手にした年配の女性は「ここの味は、ほかのと違うのよ。おいしいから大好き」とにっこり。各店とも用意した1000本の焼き鳥が、イベント開始から1時間程度で売り切れる盛況ぶりだった。
 鮒忠では、今年5月の東京スカイツリー開業に合わせて、焼き鳥のタワーをスカイツリーに見立てた「スカイ鶏(トリ)ー」を商標登録(登録第5405813号)し、浅草本店で限定販売ているほか、鮒忠特製の焼き鳥ギフトセットを6月に新発売するなど、伸び悩む国産鶏肉消費を何とか盛り上げようと、様々なイベントや取り組みを進めている。
 菅原廣幸取締役管理本部長は「店舗で販売する焼き鳥は、すべて国産鶏肉を使い、手で串打ちをしたもの。様々なイベントをきっかけに、鮒忠の国産焼き鳥の味を知っていただき、できるだけ多くのお客様にリピーターになってほしい」と期待を込める。
 売れ行きを見守った根本修社長は「お客様の節約志向や内食志向は、震災後一層強まり、単価の高い商品やディナータイムのより遅い時間帯で苦戦が続いている。わが社ならではの、お客様には見えづらい職人の技や、半世紀近く受け継がれた『秘伝の熟成たれ』、こだわりの銘柄鶏など、低価格のチェーン店との違いを、どうお客様に知っていただくかがこれからの課題」と今後の展開を見据えていた。
 チャリティー販売した焼き鳥の収益は、日本赤十字社を通じて東日本大震災の被災地に全額寄付する。
 【イベント開始から終了まで途切れることなく長蛇の列が(左)。お目当ての焼き鳥をうけとり消費者の顔も思わずほころぶ(右)】



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