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カンピロバクター食中毒 食品安全委員会が注意喚起

2012.06.15発行
 食品安全委員会は5月22日、気温が上昇する夏に向け、食中毒の原因となる菌が増殖しやすい環境になり、特にカンピロバクターによる食中毒がピークを迎える傾向にあるため、カンピロバクター食中毒に対する注意喚起を行なった。
 カンピロバクターは「ニワトリやウシ、ブタなどの家畜・家きん類の腸管内に生息し、食肉(特に鶏肉)やレバーなどの臓器、飲料水などを汚染し、少ない菌数でも人に感染する。感染すると腸炎を発症し、発熱、倦怠感、頭痛、吐き気、腹痛、下痢、血便などの症状を起こす。腸炎での死亡率は低いが、感染後に神経疾患であるギラン・バレー症候群(急激に手足の筋力が低下し、症状が進行する末梢性の多発性神経症。ポリオの減少した現在、最も多くみられる急性弛緩性麻痺疾患)を発症することもある」としている。
 カンピロバクターは乾燥に非常に弱く、また、普通の加熱調理(65度C以上で数分間程度)で簡単に死滅するため、食中毒予防のポイントは(1)食肉は十分に加熱(65度C以上、数分)する(生や半生で食べることは避ける)(2)調理器具や食器は、熱湯で消毒し、よく乾燥させる(3)保存時や調理時に、肉と他の食材(サラダなど)との接触を防ぐ――ことが重要と注意喚起している。



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