平成23年のひな輸入は8.5%増 原種鶏減少、種鶏増加

農林水産省動物検疫所は、このほど平成23年(1~12月)の輸入ひな統計(速報値)をまとめた。
卵用鶏と肉用鶏を合わせた23年の輸入羽数は76万3433羽で、前年に比べ8.5%増加した。
卵用鶏のうち、原種鶏はカナダとアメリカの2か国から1万8574羽(前年比35.5%減)。
種鶏はフランス、ハンガリー、カナダ、アメリカの4か国から18万6203羽(同22.6%増)。
コマーシャルはフランス1か国から4148羽(同84.2%減)であった。
肉用鶏のうち、原種鶏はイギリス、フランス、アメリカの3か国から18万1163羽(同14.7%減)。
種鶏はイギリス、フランス、アメリカの3か国から37万3345羽(同31.2%増)で、コマーシャルの輸入実績はなかった。
国別では、イギリスは前年比2.2%減の31万1562羽(肉用原種鶏12万8598羽、肉用種鶏18万2964羽)。
フランスは同24.4%増の18万2823羽(卵用種鶏7万438羽、卵用コマーシャル4148羽、肉用原種鶏1402羽、肉用種鶏10万6835羽)。
ハンガリーは同17.5%減の9290羽(全量が卵用種鶏)。
カナダは同11.5%減の6万7578羽(卵用原種鶏8773羽、卵用種鶏5万8805羽)。
アメリカは同90.7%増の19万2180羽(卵用原種鶏9801羽、卵用種鶏4万7670羽、肉用原種鶏5万1163羽、肉用種鶏8万3546羽)であった。

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