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南米のウズラ生産者が日本の加工工場視察

2011.11.15発行
 日本うずら協会(羽賀勇会長)は10月14日、視察研修のために来日したブラジルとベネズエラのウズラ生産者ら9人の来日歓迎会を、茨城県牛久市の居酒屋『備長炭焼 旬菜や』で開いた。
 同会が昨年10月、ブラジルで開かれた「国際ウズラ会議」に講師を派遣したことが縁で交流が深まり、同国最大の鶉卵インテ「ローレル農場」のオーナーや成鶉・孵化場経営者のフジクラ氏ら8人に加え、ベネズエラから1人が来日したもの。
 ローレル農場は現在、成鶉35万羽を飼養し、他の農場からも鶉卵を購入して月間約100トンの鶉卵を処理している。
 視察団長のウィリアム・シュウヘイ・フジクラ氏(41歳)は、日系2世で日本語も堪能。ブラジル最大規模の鶉孵化場を経営し、現在は月間33万羽の雌ひなを出荷し同国の3分の1のシェアを占めている。
 フジクラ氏らによると、ブラジルの成鶉の総羽数は日本の約2倍弱に当たる約900万羽。農家戸数は約200戸。サンパウロ州で全体の4割、パラナ、ミナスジェライス州などを含めた南東部で同6〜7割を生産している。
 土地が広く飼養環境に余裕があるため、農場はオールイン・オールアウトなどの近代的な飼養管理技術を実践しているが、卵の処理加工技術は、日本に比べて立ち遅れているため、日本の処理加工技術を学ぶことを目的に来日したとしていた。
 同国の養鶉経営は、数年前までは経済発展に伴う消費者の購買力の高まりで、非常に恵まれていたとのこと。ただし最近は、大資本の大手畜産インテも鶉卵生産に参入して飼養羽数が急増したため、市場は飽和状態となり、鶉卵価格の低迷と昨今の飼料高から廃業する中小農家も増えているとのこと。フジクラ氏も数年前までは、ブラジル最大の成鶉羽数を飼養していたが、最近は種鶏孵卵業に注力し、成鶉羽数は10万羽にまで縮小したとしていた。
 ベネズエラの成鶉羽数は約30万羽で、視察旅行に参加したビクトール氏は、カリブ海に面したアラグア州マラカイに拠点を置き、同国最大の約2万羽の成鶉農場を営んでいる。鶉卵は“ぜいたく品”の扱いで、12%の税金がかかるため、年末年始のパーティーシーズン以外はあまり売れないことが悩みの種としていた。
 一行は14日に成田に到着し、わが国最大規模のうずら卵加工工場である光和デリカ(株)(茨城県神栖市)を訪問。その後、全員が歓迎会に出席し、終始なごやかに歓談した。翌日は東京に移動し、16日は新たに鶉肉の加工販売に取り組んでいる豊橋市の東海有機(株)、17日は愛知県豊川市の天狗缶詰(株)の水煮工場を視察、18日は鶉を研究している佐藤勝紀岡山大学名誉教授に面会後、坂本産業(株)のGPセンターを見学。19日から台湾、22日から中国で現地の養鶉事情を視察し、28日に北京からブラジルに帰国した。
 【来日した南米のウズラ生産者一行】



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