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第63回アトランタ国際養鶏展 ケージメーカー出展でにぎわう

2011.02.25発行
 米国ジョージア州アトランタ市で毎年開催される国際養鶏展(International Poultry Expo)が今年も1月26日から28日までジョージア・ワールド・コングレス・センター(GWCC)で開かれ、東西産業貿易(株)(村田良樹社長―本社・東京都文京区)のツアーに参加して同展を視察した。
 アトランタの国際養鶏展は今年で63回目で、2007年からは国際飼料展(International Feed Expo)を同時開催している。2年ぶりにヨーロッパのケージメーカーも出展したためか、会場内は多くの来場者で連日にぎわい、Aホールには種鶏や養鶏資材、動物用医薬品、飼料添加物など、Bホールには食鳥処理や食品加工、包装機器メーカーなど各社のブースが並んでいた。日本からも養鶏関係者が多数会場を訪れ、グループでは日本コッブ会が視察ツアーを派遣した。
 ドイツのビッグダッチマン社は、動物と子供の福祉向上を目的とした非営利団体であるアメリカ人道協会(American Humane Association)の認定を受けた採卵鶏用エンリッチドケージ「AVECHU」などを出展。他のケージメーカーも同様にエンリッチドケージを展示していた。
米国では、鶏卵生産者団体のUEP(United Egg Producers)が科学的根拠に基づいたアニマルウェルフェアに関する独自のガイドラインを定めており、これを順守して生産された鶏卵には認証マークを付けている。ほとんどのスーパーマーケットがこのガイドラインに基づいて生産された鶏卵を要求するため、現在では全米の約85%の鶏卵生産者が参加し、認証マークを付けた鶏卵を出荷している。
 ただ、カリフォルニア州では5年後の2016年からケージ飼育が禁止されるため、米国の鶏卵生産者の中にはアニマルウェルフェアの規制がEU並みに強化されるのではないかと懸念する向きもあり、規制が強化された場合にすぐに対応できるよう、止まり木とネストを外したエンリッチドケージを導入する所もあるようだ。
 日本でもよく知られている出展企業は、育種関係ではハイライン・インターナショナル社、ローマン社、ヘンドリックス・ジェネティクス社、エビアジェン社、コッブ・バントレス社、ハバード社、グリモー社、ノボジェン社、H&N社など。養鶏資材関係ではサルメット社、テクノ社、バリー社、ファッコ社、ファーマーオートマチック社、メラー社、ベンコマチック社、カンバーランド社、チョアタイム社、ファンコム社、ムンタース社、イーキャット社。鶏卵関係ではサノボ社、スタールカット社、ダイヤモンド・モバ社。孵卵関係ではジェームスウェイ社、チックマスター社、ピーターサイム社。食鳥処理関係ではストーク社、フードクラフト社、メイン社、リンコ社。動物用医薬品と飼料添加物関係ではインターベット社、オルテック社、ケミン社、ジンプロ社、DSM社、ベーリンガーインゲルハイム社、メリアル社、ローマン・アニマル・ヘルス社などであった。
 日本から出展した(株)晃伸製機(本社・愛知県あま市)は、鶏糞の乾燥・発酵処理装置や鶏舎洗浄ロボット「ヴィーナス」を紹介し、来場者の関心を集めていた。角谷裕造社長は「日本からの出展企業だということで、地元のラジオ局の取材を受けた。日本の養鶏業界も規模拡大が進み、生産者の数も減少してきているため、日本の機器メーカーも海外に出なければ生き残れない時代になったのではないか」などと話していたほか、カルピス(株)(本社・東京)も飼料添加物「カルスポリン」を出展した。
 中国の養鶏資材メーカーのビッグハーズマン(大牧人)社は、社名もカンパニーカラーのオレンジ色もビッグダッチマン社にそっくりであった。
 養鶏関係の展示会は、ヨーロッパではドイツ・ハノーバーでの「Euro Tire」、オランダ・ユトレヒトでの「VIVヨーロッパ」、アジアではタイ・バンコクでの「VIVアジア」が規模も年々大きくなっているため、かつて世界最大といわれたアトランタの国際養鶏展も近年は出展社数が減少し、北米向けや中南米向けに特化してきているようだ。
 このため、あらゆる面で米国を手本に発展してきた日本の養鶏業界も今後は、アニマルウェルフェアなどに対応して変化する米国の姿を、同展を通じて知る意義は大きいのでは、と感じた。
 来年の開催は1月25日から27日までの予定。
 【東西産業貿易のツアーに参加した皆さん(左上)、創立75周年を迎えたハイライン・インターナショナル社(右上)、機械メーカーの中で日本から唯一出展した晃伸製機(左下)、カルピスは飼料添加物「カルスポリン」を紹介(右下)】



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