フィリピンの鶏肉産業

今年9月9日、小泉首相(当時)とフィリピンのアロヨ大統領は、日本とフイリピンの自由貿易協定を核とした経済連携協定(EPA)に署名した。この中で、鶏肉には低関税輸入枠が設けられ、関税率を現行の11.9%から8.5%(骨付きもも肉を除く)まで引き下げることや、輸入枠を1年目の3000トンから5年間で7000トンまで拡大することが決定している。(独)農畜産業振興機構発行の「畜産の情報」11月号・海外編は、シンガポール駐在員事務所の特別レポートとして、フィリピンの鶏肉産業の動向を特集している。概要は次の通り。

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