鶏肉調製品の増加続く 鶏卵関係の輸入は減少 4月輸入

財務省関税局は、18年4月分の輸入通関実績をまとめた。(表参照)
《鶏肉関係》鶏肉は前年同月比87.3%の2万9654トン(内訳は骨付きももが同104.8%の2259トン、その他鶏肉が同86.1%の2万7395トン)で、ブラジルが全体の90.2%を占めた。
鶏肉調製品は同109.2%の2万9513トン。このうち中国は1万7697トン(前月1万5336トン)、タイは1万1659トン(同1万2114トン)。
1~4月の累計は、鶏肉は前年同期比107.9%、鶏肉調製品は同111.5%、七面鳥肉は同49.5%、七面鳥くず肉調製品は同157.4%、家きん肉は同142.2%、その他の家きん肉調製品は同115.2%、家きんの肝臓は同98.8%。
《鶏卵関係》マヨネーズを除き、軒並み前年同月を下回った。
殻付卵はオランダ、ブラジルからの輸入が止まり、ワクチン卵用の4トンにとどまった。
1~4月の累計は、凍結全卵は前年同期比48.6%、凍結卵黄は同50.4%、卵白粉は同77.8%、凍結卵白は同67.3%、全卵粉は同96.1%、卵黄粉は同110.7%、殻付卵は同46.1%、家きん卵は同99.5%、マヨネーズは同98.4%。
4月の輸入卵の殻付換算は9159トン(前年同月比65.0%)、1~4月累計は3万7192トン(前年同期比74.3%)。

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