18年度鶏卵生産指針 1%の増産で卵価は172円 予想を上回る増産も

農林水産省・畜産部食肉鶏卵課は、3月24日付で平成18年度の鶏卵生産指針を公表し、(1)過去6年間のほぼ平均的な卵価水準であった14年度と同様の価格水準(172円)を想定すれば、17年度よりも1%程度の増産が必要(2)過去6年間のうち、最も卵価水準の高かった16年度の価格水準(205円)を想定すれば、17年度よりも4%程度の減産が必要――だとした。ただし、18年度の鶏卵生産実態をみると、増産態勢にはなっても、減産になる可能性は少ないとみられる。再生産ぎりぎりの172円の卵価を実現するためには、これ以上の増産とならないよう、抑制が求められる。

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