シェリング・プラウが「パラコックス-5」を発売 鶏のコクシ生ワクチン

シェリング・プラウアニマルヘルス(株)(レオポルド・ナニ社長-本社・東京都新宿区)は、鶏のコクシジウム感染症混合生ワクチン「パラコックス-5」を4月から発売する。
パラコックス-5は、鶏のコクシジウム感染症(アセルブリナ、テネラ、マキシマ、ミチス)混合生ワクチンで、主な特徴は次の通り。
(1)鶏の生産現場で問題となるアセルブリナ、テネラ、マキシマ(2株)およびミチスの計4種5株を含有し、幅広くコクシジウム感染症を予防する。
(2)高度に弱毒化した早熟系コクシジウム株を用いており、病原性が高度に低下している。
(3)ヨーロッパを中心に、毎年五億羽を超える鶏に投与されており、その効果と安全性が確認されている。
(4)1回の投与で鶏に十分な防御免疫を付与する。
用法と用量は、え付け時の平飼いブロイラーヒナを対象とし、同剤をえ付け用の飼料に均一に混合して1回投与する。投与方法は、1羽当たり同剤0.004ミリリットルを、え付け用の飼料約2~5グラムに均一に混合して投与する。ヒナが混合飼料を摂取したことを確認した後に、通常のえ付け用飼料を給与する。
包装形態は、4ミリリットル(1,000羽分)×10バイアルと、20ミリリットル(5,000羽分)×10バイアル。
詳細は同社ライブストック事業部(電03-6901-1972)へ。

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