農事用有圧換気扇を発売 ソーワテクニカ 消費電力を大幅削減

三菱電機グループの(株)ソーワテクニカ(田村悦夫社長―本社・岐阜県中津川市手賀野会所沢175-28)は、このほどランニングコスト(換気扇の消費電力)を大幅に削減した農事用有圧換気扇を新発売した。
同社は、三菱電機から一次産業用および機器組み込み換気・送風機の事業移管を受け、設計・製造・販売を行なっており、これまでにも畜舎や温室の快適環境づくりに最適な新製品を開発・発売している。今回は畜舎の環境改善に使用されている羽根径100cm、400ワット農事用有圧換気扇を、風量は維持し、大幅な省電力を実現したもの。主な特長は次の通り。
(1)新開発の羽根・モータにより、消費電力を14~20%削減。夏場に3か月間にフル運転した場合、50Hzで約2,500円、60Hzで約1,700円の電気代の節約。冬場や中間期も含めるとさらに節約。
(2)モータは特殊フリンジャ構造によって、換気扇の高圧水洗浄が可能。換気扇専用モータで自社生産。
(3)主要部品に新素材高耐食めっき鋼板、羽根にはSUSを採用し高耐食。
詳細・カタログ請求は同社営業部(電0573-66-3144、F0573-66-3208)へ。

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