セキネがプラスチック製クーリングパッドを発売 優れた耐久性、交換も容易

(株)セキネ(関根弘之社長―本社・埼玉県深谷市田所町15-1)は、耐久性に優れたプラスチック製クーリングパッド「FKP158」をこのほど新発売した。
同製品はドイツ製で、欧州の養鶏場で広く採用されている。主な特長は次の通り。
(1)高い耐久性=特殊な添加剤によって、紫外線に対しての抵抗性に優れているため、紙のパッドに比べ3倍強の耐久性がある(オールアウト時に必ず洗浄する)。
(2)クリーニングが簡単=幅広ノズルを使用することによって、80~100バールで洗浄できる(20cm以上離す)。プラスチック製で構造に工夫が凝らしてあるため洗浄、消毒が簡単にでき、目づまりの原因となる藻の発生を防ぐことができる。
(3)優れた冷却能力=素材の持つ特殊な表面特性と、エレメントの形状とを組み合わせることによって、非常に優れた冷却能力を発揮する(冷却能力は経年変化がないため落ちない)。
(4)省エネルギー=圧力ロスの少ない構造によって静圧が低く抑えられるため、エネルギーロスが少なく省エネルギーになる。
(5)光を通さない=構造に工夫を凝らして、光を通さないようになっている。
(6)交換が簡単=これまでの紙パッドと同じ厚さ(100mm、150mm)であるため、システムを変更することなく簡単に交換できる。
製品寸法は、厚さ150mm×幅600mm×高さ2700mmまで(重量は1㎡あたり5.5㎏)と、厚さ100mm×幅600mm×高さ2700mmまで(重量は1㎡あたり3.7㎏)。
詳細は、同社(電048-572-5111、F048-573-1116)へ。
【クーリングパッドの施工例。紙パッドからの交換も容易】

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