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植物由来の鶏卵パック ダイヤフーズで販売

2006.01.25発行
 ダイヤフーズ(株)(加茂守社長―本社・大阪府池田市渋谷1−6−20、電072・753・3330)は、ポリ乳酸を原料とする植物由来プラスチック製「鶏卵パック」を初めて開発・商品化し、大手有力スーパーグループに本格採用されるなど、注目を集めている。
 植物由来プラスチック製「鶏卵パック」は、トウモロコシから抽出した糖質を原料とする植物性樹脂で、扱いが難しいポリ乳酸樹脂を使用している。このポリ乳酸は、廃棄後も自然界で二酸化炭素と水に分解され、焼却しても紙とほぼ同じで、ダイオキシンなども発生しない。
 このほか、植物由来プラ容器(バイオマスプラ)の利点については、(1)大気中の二酸化炭素の増加を抑制する(2)石油などの化石資源を節約する――などが挙げられている。
 ダイヤフーズ(株)南郷工場(宮崎県)では、このポリ乳酸を原料とした鶏卵パックやミニトマト、いちごトレーをシート製造から容器成形まで一貫生産しており、製造過程で生じる端材は、工場内でリサイクルしている。
 この植物由来プラ製の鶏卵容器にパック詰めした鶏卵は、05年から大手飼料メーカーを通じて、愛知万博が開催された東海地区の有力スーパーや、大手スーパーの関東エリアに供給されている。
 さらに05年末には、鶏卵やにんじんなど野菜類約30種の包装材料に、大手スーパーグループがバイオプラスチックを本格採用すると発表し、大きな話題となった。この数量は鶏卵・野菜用などを含めて、初年度年間4,000万個・300トンといわれており、この動きがバイオプラ市場に与えたインパクトは相当なもので、ダイヤフーズの06年の動きが注視されている。
 同容器のシールには、開封も容易なテープシーラー「ハッターくん」(ダイヤフーズ製)を使用するケースが多いようだ。



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