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4都市で国産チキンゼミナール クイズ形式で楽しく鶏肉への理解を深める

2005.12.05発行
 (社)日本食鳥協会(井島榮治会長)は、消費者に鶏肉の正しい知識を提供して、消費の拡大につなげようと横浜、仙台、京都、宮崎の四都市で『知って得して選んで安心!国産チキンゼミナール2005』を開いた。
 同ゼミナールは、鶏肉に関する知識(健康、料理、安全性など)を楽しみながら身につけてもらおうと、クイズ形式で行なわれ、参加者は○×の札を上げてクイズに挑戦した。
 11月19日の横浜会場(横浜市中区桜木町の日石横浜ホール)には、主婦や関係者ら約210人が参加した。竹内靖夫文化放送アナウンサーの司会で進められ、主催者を代表してあいさつした(社)日本食鳥協会の磯田孝義副会長は、同協会が取り組んでいる事業などを紹介するとともに「本日は鶏肉の安全性や鳥インフルエンザ、鶏肉に含まれる栄養素などについて、専門の先生方から分かりやすくお話しいただくとともに、皆さんには、クイズ形式でお楽しみいただきながら、国産チキンに対する理解を深めていただきたい」などと述べた。
 ゼミナールは「鶏肉はヘルシー!Q&A」「ちょっと工夫して、わが家の味を!鶏肉料理ベストテン」「だから国産チキン!食べて安心!選んで安全Q&A」の3部構成。
 第一部では、鶏肉に含まれる栄養成分と効果などについて質問が出され、東京学芸大学教育学部の宮崎義憲教授と赤堀料理学園の赤堀博美副校長が解説した。
 「ヒアルロン酸は鶏の足を原料に作られる」(正解は×、トサカを原料)、「手羽先はビタミンAを含む食べ物と同時に食べると、古いコラーゲンが分解され、新しいコラーゲンが作られる」(正解は×、ビタミンCと同時に)、「視力の弱い人には鶏のむね肉が最もおすすめ」(正解は×、ビタミンAの多いレバー)などの質問は不正解が多く、参加者は正解を聞いて驚きの声を上げていた。
 運動生理学・体力医学が専門で、ウォーキングの第一人者として有名な宮崎教授は「スポーツ選手は体重を気にするため、脂肪の多い牛肉や豚肉よりも、脂肪の少ない鶏肉を食べる選手が増えてきている。しかも、手羽先などに含まれる良質なコラーゲンは怪我の予防に効果があり、スポーツの世界でも鶏肉の重要性が見直されている」などと説明した。
 第2部では、アンケート調査による鶏肉料理のベストテン((1)唐揚げ(2)シチュー(3)鍋料理(4)カレー(5)煮物(6)肉の丼もの(7)照り焼き(8)ソテー(9)水炊き(10)炒め物)を発表。
 赤堀副校長は、むね肉を使った「若鶏のグランメール」と、ささみを使った「鶏ささみの梅干し煮」のレシピのほか、鶏の唐揚げをおいしく作るコツについて「油の温度が下がらないように、一度にたくさん揚げないことがポイント。最初に低温、次に高温の油で揚げる二度揚げも効果的。揚げたてを食べる場合には衣に片栗粉を、お弁当などに入れる場合は小麦粉を使うと、よりおいしくなる」などと紹介し、参加者は一生懸命メモをとっていた。
 第3部では、鶏肉の安全性や鳥インフルエンザについて質問が出され、大阪府立大学大学院の向本雅郁助教授と磯田副会長が解説した。
 「鶏も牛や豚と同様、流通する前に1羽ごと異常がないか検査している」(正解は○)、「鶏肉や鶏卵を食べることによって人が鳥インフルエンザに感染した報告がある」(正解は×)などの質問には、ほとんどの参加者が正解し、食鳥検査制度や鳥インフルエンザへの理解度の高さがうかがえた。
 向本助教授は「鶏肉の安全性などについて、消費者の皆さんはかなり知識を持っている。生きた鶏を市場で買ってきて、家庭内で処理する習慣がある東南アジアでは、鳥インフルエンザの人への感染が多く発生しているが、現段階では鶏から人への一方通行である」などと説明した。
 磯田副会長も「鳥インフルエンザの人への感染は、極めてまれなケースである。ウイルスは胃の中に入ると死滅するため、鶏肉や鶏卵を食べても感染することはない」などと強調した。
 仙台会場(20日)は約190人、京都会場(23日)は約200人、宮崎会場(27日)は約230人が参加した。



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