パック卵物流の効率向上に ステップモアのスーパーラックシリーズが好評

パック卵の搬送から店頭陳列まで、鶏卵物流システムの改善に取り組んでいる(株)ステップモア(宮田一彦社長―広島市西区西観音町1-18)は、同社が開発した一スーパーラックST-24」や「NEWスーパーラック」「卵パック落下ガード」が好評で、関東地区の大手のほか全国各地のスーパーで採用されるケースが増えている。同社の主力商品と特長は次の通り。
「スーパーラックST-24」は、積み重ねたままでパック卵が取り出せるカラフルなパック卵の物流・陳列ケース。平成9年7月から東急ストアで採用されたほか、最近では関西地区の大手スーパーでも採用されている。
センター配送されてきたスーパーラックを、売り場に据え付けのロールインナー台の各棚に、ケースごと乗せ替える新たな方式が、パックヤードや売り場での積め替え作業の軽減につながるとのこと。
スーパーラックの色は、グリーン、ブルーの2色。鶏卵売り場をカラフルに、より優しく演出できることから、来店するお客様にも評判が良いとのこと。
「NEWスーパーラック」は、上部がフラットタイプの特殊卵などの物流・陳列用に開発したもので、ダンボール物流が軽減され、配送時は前扉が閉じてボックス状態、店頭での陳列時には前扉がスライド(引き出し機能)して開き、商品が取り出しやすくなっている。色はグリーンとオレンジの2色。本体は両商品とも抗菌、帯電防止剤入りのポリプロピレン製。
「卵パック落下ガード」は、ロールインナーに積載した特殊卵など上貼りパックの落下を防ぐスチールネット。簡単にセットできることから人気も高く、北海道から九州まで全国各地で採用されている。現在、1か月間の50枚無料貸し出しキャンペーンを実施している。
同社によると、「最近、鶏卵業者が初期導入にあたって、リース契約を利用されるケースが増えている」という。一例を挙げると、100万円のスーパーラックの場合、5年リースだと月々約2万円の支払いになるとのこと。
詳細は、同社(電082・232・1588)へ。

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