オイルバックスSET 化血研が4月1日に発売

(財)化学及血清療法研究所は、オイルバックスSETを4月1日に新発売した。
採卵養鶏場でのサルモネラ対策は必須要件になってきており、ワクチンは対策ツールの1つとして位置づけられている。これまではSEを中心に実施されてきたが、STも介卵感染することや、養鶏場のST汚染が確認されていること、野鳥やその他の動物もよくSTを保有していること、実際に鶏卵によるST食中毒の例が報告されていることから、ST対策も必要と考えられ、同研究所が開発したもの。
オイルバックスSETの特徴は、(1)国内初のSE、ST混合オイルアジュバントワクチン(SE単味ワクチンでは対応できないSTの定着も軽減する)(2)投与回数は1回(3)使用したワクチン株はすべて国内の分離株(4)オイルバックスシリーズ共通の実績のあるオイルアジュバントを使用している、など。基本的衛生管理と合わせ、サルモネラ対策の仕上げとして使うと効果的、としている。
用法・用量は、5週齢以上の種鶏および採卵鶏の頚部中央部の皮下に、一羽当たり0.5mlを注射する。
詳細は、化血研営業管理部学術第3課(電096・345・6500)へ。

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