400万ドーズのAI不活化ワクチンを積み増し 農水省

農林水産省は、高病原性鳥インフルエンザの万一の発生に備えて、400万ドーズの備蓄ワクチンを積み増すことにした。ワクチンは、これまでと同じ不活化のノビリスIAinac。
新たに備蓄する400万ドーズは国家検定を経て、三月中には動物検疫所に備蓄される。これにより、これまでの320万ドーズと合わせ、720万ドーズ(2回接種のため360万羽分)の備蓄量となる。
これに対し生産者団体では、国がワクチン備蓄を増やしたことを評価しつつも、養鶏密集地帯や大規模養鶏地帯で万一、鳥インフルエンザが発生した場合は、この備蓄量では不足すると予想されるとして、備蓄量のさらなる積み増しと、生産者代表も加えたワクチンの予防的使用に関する検討会の早期発足を要望している。

コメントを残す