15年の鶏卵生産量は251万トン

農林水産省大臣官房統計部が2月20日にまとめた、平成15年10~12月の鶏卵流通統計によると、鶏卵生産量と出荷量は、いずれの月も前年同月を下回った。この結果、15年1~12月の鶏卵生産量(速報値)は前年比99.1%の250万5,473トン、出荷量は同99.1%の243万355トンになった。
東京、大阪の2大消費都市の入荷量は、東京は10~12月とも前年を下回ったものの、大阪は前年を上回った。年間の入荷量は、東京は前年比96.6%の21万3,944トン、大阪は同103.6%の20万4,686トン。
15年の鶏卵生産量を県別にみると、前年に比べ増加したのは16県、減少したのは31都道府県。1位は鹿児島、2位は茨城、3位は千葉。
鶏卵生産量の上位5県の全体に占めるシェアは28.4%(前年28.4%)、上位10県では46.4%(同46.8%)、上位15県では61.5%(同61.7%)になっている。

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