ネッカリッチ味鶏を採用 南九州のスーパー・タイヨー

南九州で約84店のスーパーを展開する(株)タイヨー(清川和彦社長―本社・鹿児島市南栄3―14、年間売上高1,332億円)は、人気の「とり刺し」に「ネッカリッチ味鶏」((有)二幸食鳥が処理・加工)を採用し、このほど販売を開始した。
「ネッカリッチ味鶏」は、宮崎みどり製薬(株)が開発した木酢酸粉末を配合飼料に添加し、2か月以上その飼料を給与された親鶏で、鶏肉臭がなく、甘みがあってすばらしく美味しいと、消費者から高い評価を得ている。
さらに安全性については、大阪府立大学の渡来仁農学博士や香川大学農学部の山内高圓教授らの学術発表で、木酢酸粉末を添加した飼料を給与することで、サルモネラ感染防御効果があることが明らかになっており、同スーパーも安全で健康な鶏との認識に立っている。
しかも生産者を登録制度にして、出荷時に出荷証明書を提出するなど生産履歴のすべてを開示できるようなシステムを取っていることから、生産または製造においてトレーサビリティがすでに確立していることも、販売上大いに有利になっているようだ。
スーパー・タイヨーでは「ネッカリッチたまご」(1パック6個入り、児湯養鶏農協が出荷)も販売している。

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