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前年下回る卵価に 都能・全農中央鶏卵センター場長

2003.06.05発行
 全農中央鶏卵センターの都能正紀場長は、5月24日の(社)日本卵業協会の総会で鶏卵情勢について報告し、最近の鶏卵需給事情、卵価見通しについて要旨次のように報告した。
 〈生産動向〉
 平成15年は、採卵基幹鶏群となる14年のえ付け羽数が高水準を保ったことから、15年の稼働羽数についても高水準となり、生産量は多めの推移が続くものと思われる。特に14年下期以降、え付け羽数が増加基調にあり、初夏以降における小玉の潤沢な生産が見込まれ、前年ほどの小玉サイズの品薄感による需給バランスの堅調な推移は期待できない。
 大手生産者による増産計画が次第に顕在化してきており、産み出しが本格化する下期以降、供給過剰による需給失調の局面に陥る可能性が高まりつつある。
 〈輸入動向〉
 海外における鶏病発生の情報が輸入量へ与える影響も少なくなり、また、国内における卵白在庫が過剰な状況が続いているため、卵黄を中心に加工卵の輸入量は安定して続いている。また、殻付卵については、ブラジル産が月間100〜200トンの水準で断続的に輸入されている。
 〈消費動向〉
 景気停滞に伴い、個人消費は悪化を続けており、特に昨年秋ごろからは販売不振が顕著に感じられるようになっている。先行き不透明な経済に対し、消費者の購買意欲は低く、量販店も収益確保のためにレギュラー卵の大量な特売実施を見送る傾向にある。
 外食・中食産業などの需要も低価格戦略の行き詰まりから、一時のような盛り上がりはなく、加工筋も末端消費の不振により割卵量は減少しており、昨年活況を呈したボイル需要についても、市場がやや飽きを感じ始めており、販売量は減少傾向にある。
 〈価格動向〉
 3月に入り、年末強換鶏の産卵再開により供給過剰の傾向が顕著となったため、大玉を中心に相場は大きく値を下げ、以降、相場は下降を続けた。連休明けは、需要停滞による滞貨玉の発生から、相場は145円まで値を下げ、以降、前年を大きく下回る水準で推移している。
 今後の相場動向については、大手生産者の増産傾向から、生産量が未曾有の高水準となることが見込まれ、また、不透明感が続く経済環境の中、需要動向も悪化の一途をたどっているため、供給過剰・需要不振による需給バランスの崩壊が懸念される。
 また、大規模な産み出しが始まる夏場において、小玉サイズの需給バランスは前年ほどの堅調な推移が見込めず、全体的に相場水準は前年を下回る可能性が高い。厳しい需給展開が危惧される本年において、量・質ともに販売に見合った生産体制の構築が急務である。



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