Q熱病原体の鶏卵移行は証明できず 日鶏協が海外文献を入手

(社)日本養鶏協会は、5月1日付で「Q熱報道を巡る情報の提供について(第2報)」を各会員に連絡した。
これは鶏にQ熱の感染実験を実施し、これにより感染した鶏の産んだ鶏卵のすべてがQ熱病原体が陰性(マイナス)である、との海外の文献が入手できたため、各会員に連絡したもの。
同協会は昨年来、一部の週刊誌による鶏卵にかかわるQ熱の報道によって、鶏卵関係者にも影響などがみられることから、関係者への正しい関連情報を提供し、昨年12月28日付で、第1報として厚生労働省の「国内外において、卵を原因とするQ熱の報告はない」旨の回答を連絡している。今回連絡した海外の文献の内容でも、Q熱病原体が鶏卵に移行することはなかったとしている。
詳細は本紙をお読みください。

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