昨年の卵価は174円、もも正肉650円、むね正肉226円

平成14(2002)年の年間平均卵価(全農・東京M加重)は174円(前年比6円高)、同食鳥相場(日経・東京加重)はもも正肉650円(同48円高)、むね正肉226円(同16円安)であった。
昨年の相場で特徴的なことは、卵価ではMSの年間平均がMを上回ったことで、外食・中食市場で中・小玉の消費が拡大したことを反映したといえる。
食鳥については、もも正肉相場の年間平均は過去最高であったが、むね正肉相場は低調で、格差が2.9倍に拡大したことである。
本紙では、毎年1月5日号で、業界有識者の方々に相場を予想していただいているが、平成14年の卵価予想では、島田博氏(丸紅エッグ(株)社長)が的中し、江中柾彦氏((株)田崎鶏卵会長)、金澤敏治氏(三幸食品(株)取締役鶏卵部長)、三林正弥氏((株)三林商店社長)の173円と、富田治氏(ゴールドエッグ(株)常務取締役)の175円がニアピンであった。
また、食鳥相場予想では、もも正肉は山崎静氏((株)ノーサンフーズ常務取締役営業本部長=当時)の642円、むね正肉は木村順氏(内外食品(株)専務取締役)の237円がニアピンであった。
以上の7氏に記念品を贈呈します。

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