3月え付け 採卵用2.9%増、ブロイラー用2.8%減

農林水産省統計情報部が4月26日に発表した3月分の鶏ひなふ化羽数統計によると、全国のふ化羽数は採卵用めすが1,111万1千羽で前年同月比102.6%、ブロイラー用が5,180万3千羽で同97.9%。このうち出荷されたひな(え付け羽数も同じ)は、採卵用めすが1,055万3千羽で前年同月比102.9%、ブロイラー用が5,024万羽で同97.2%となった。種鶏の出荷羽数は、採卵用が8万羽で同64.0%、ブロイラー用が33万3千羽で同76.4%。
え付け羽数の1~3月累計は、採卵用めすが2,769万5千羽で前年同期比98.3%、ブロイラー用が1億5,067万1千羽で同101.5%となっている。
4月上旬に聞き取った向こう3か月のひな出荷見通しは、前年同月に比べ採卵用めすが4月97%、5月101%、6月96%。ブロイラー用は4月102%、5月97%、6月99%の見込みとなっている。
なお、同日付で発表した平成13年の確定値によると、全国のふ化羽数は採卵用めすが1億1,723万6千羽で前年比101.2%、ブロイラー用が6億2,338万羽で同100.3%。出荷羽数(え付け羽数と同じ)は採卵用めすが1億1,080万6千羽で同100.9%、ブロイラー用が6億719万7千羽で同100.1%となっている。また、種鶏の出荷羽数は採卵用めすが120万4千羽で同85.8%、ブロイラー用が537万3千羽で同96.4%となった。

コメントを残す