バーコンシャッターを開発・発売

東西産業貿易(株)(村田良樹社長―本社・東京都文京区湯島2―17―8)は、3月から新製品「バーコンシャッター」の販売を開始した。通称“バーコン”は、集卵用に使用されているバーコンベアで、鶏舎や集卵舎の壁を貫通している場合が多い。
この壁に空いた開口部から鼠や虫などが侵入したり、寒冷地の冬季には冷たい空気が入って、鶏舎の温度が均一に保てないなどの問題があるため、簡易的にダンボールなどで塞いでしのいでいるケースもよく見受けられる。
今回開発した「バーコンシャッター」(実用新案登録済)は、亜鉛引き鉄板製で、貫通部内壁面のバーコンベア上に取り付けることによって、開口部の閉止効果を高めた。特長はバーコンが動き出すと自動的に開放され、閉止はバーコンベア上に卵がないことを確認する意味も含め手動で行なうのが標準であるが、オプションで遠隔自動閉止することも可能である。
閉止効果が高いことから、GPセンターのHACCP対策機器としても使用できる。
同社では、標準機として、ルービング社の500ミリ、750ミリ幅のコンベア用を用意しているが、その他メーカーのコンベアにも対応可能。数社で試験使用してもらった結果でも、その効果には満足してもらえた、としている。詳細は同社(電03・3815・2233)へ。

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